鈴木彩艶は「全身が筋肉のよう」 英1部移籍濃厚で現地特集…恩師も太鼓判「100%トップに到達」
アストン・ビラへの移籍が濃厚
イタリア・セリエAのパルマからイングランド・プレミアリーグのアストン・ビラへ移籍することが濃厚とみられる日本代表GK鈴木彩艶を、英衛星放送「スカイ・スポーツ」が特集。
ベルギー1部シント=トロイデンVV時代のGKコーチの言葉などから、その将来性を報じている。
鈴木は浦和レッズの下部組織で育ち、2023年夏にベルギー移籍。1年間プレーした後にパルマへ渡り2シーズンをプレーした。北中米共催ワールドカップ(W杯)で日本代表のゴールを守り、今夏の移籍市場では一躍注目の存在になった。フランスの強豪パリ・サンジェルマン(PSG)への移籍とイタリアの名門ユベントスでのプレーが濃厚とみられたが破談となり、現在はイングランド行きが有力とされる。
その鈴木についてベルギー時代のGKコーチのデニス・ルーデル氏は昨年、「まるで全身が筋肉でできているようです。そして、これほど高く跳べるGKを、私はこれまで一度も見たことがありません」と話したという。
さらに、低いシュートへのセービングに特別なものがあるとして「彼はとてもダイナミックで、身体を低くするのが非常に速い。信じられないほどの反射神経を持っています。私にとって、それが彼の最大の長所です」として、「強烈な低いシュートを止めるとき、彼の腕は非常に強い。GKが素早く倒れ込み、ボールに指先で触れても、勢いに負けてボールが後方へ飛んでしまうことがあります。しかし、彼にはそれが絶対に起こらない。手に驚異的な力があるのです」と、GKコーチの目線から鈴木のプレーを解説した。
鈴木は日本でプレーしていた当時から、キック力のみならず「強肩」で知られる。ルーデル氏は「どこまで遠くへ投げられるか見せてくれと言いました。少し目を離し、もう一度見るとボールがハーフウェーラインを20メートルも越えて飛んでいったのです。振り返って、『投げろと言ったんだ。蹴るのではない』と言いました。すると彼は笑顔で『投げました』と答えたのです。もう一度やってくれと言いました。これほど遠くまでボールを投げられるほどの力を身体に秘めた選手がいるとは、信じられなかったからです」と、ベルギー時代のエピソードも披露した。
また、鈴木について「2025-26シーズン、鈴木はセリエAでクロスボールを空中で直接キャッチした回数が2位だった。その前のシーズンには、欧州主要リーグで鈴木より多くクロスをキャッチしたのは、後にバルセロナへ加入したGKジョアン・ガルシアだけだった。また、2025-26シーズンのセリエAでは、ロングパスの成功数でも2位。さらに、最終ラインの背後をカバーするプレーやシュートストップでも上位に位置した」と、スタッツの上でも欧州屈指のプレーをしていると紹介した。
鈴木が世界のトップへ到達できるかと尋ねられると、ルーデル氏は「100%到達できます」と答えたという。現在の世界最高峰といわれるプレミアリーグで、鈴木がどのようなプレーを見せるのか、移籍の正式発表とともに期待が集まる。(FOOTBALL ZONE編集部)

