FBS福岡放送

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お盆のこの時期、お墓参りに行かれる方も多いのではないでしょうか。近年、ライフスタイルの変化などにより、お墓を撤去し、さら地に戻す「墓じまい」を検討する人が増えています。

「墓じまい」を考えたことはありますか?

■街の人
「子どもがおらず、後を継ぐ人がいないので、永代供養をお願いしようと思っています。姪っ子に迷惑をかけるわけにもいかないので。時代が変わってくれば考え方も変わるでしょうから、墓じまいもやむを得ないのかもしれません。」
「まだ今のところ考えていませんが、いずれは住職と話して考えたいと思います。」

お墓を撤去したり、合同墓などに移したりする「改葬」の手続きは、厚生労働省のデータによりますと、2015年度には全国で9万件余りでしたが、2024年度には17万6000件以上と、この10年で2倍近くに増加しています。

そうした中、福岡県糸島市に建てられているのが。

■八木菜月アナウンサー
「高さがあって迫力がありますね。こちらが完成途中のピラミッド型のお墓だということです。」

二見ヶ浦公園聖地で建設が進められている「夫婦(めおと)ピラミッド」と名付けられた巨大なお墓です。

なぜこのようなお墓を建てたのか、霊園の管理者に話を聞きました。

■二見ヶ浦公園聖地・荒木秀彦 所長
「普通のお墓の維持管理を、家族でやっていただく、持ち主の方が継続して行っていかないといけないのですが、その継続ができにくい時代になっているので、集合のお墓ということに、ピラミッドという形にして提供することに行き着きました。」

核家族化や相続者が遠方にいるなどのライフスタイルの変化により、お墓の管理・維持が難しいという人を受け入れるための合同のお墓だといいます。

完成まで、20年から30年という長い時間を費やす方針です。

ただ、遺骨の受け入れはことし12月から開始し、将来的には遺骨およそ1万柱を受け入れ可能だとしています。

■荒木所長
「時代の変化とともにお墓の形を考えながら、本当の完成を求めてやっていければなと思っています。」

家族のあり方が変わってくる中で、守り続けてきたお墓を今後どうするのか。

お盆の時期に改めて考えてもいいかもしれません。