BMW、次世代M3にも『ツーリング』導入へ 人気の高性能ステーションワゴンも新章突入
ガソリン版とEV版を展開か
BMWは、高性能ステーションワゴン『M3ツーリング』の需要が米国や中国などの市場で予想以上に高かったこともあり、今後の『ノイエ・クラッセ』時代にも販売を続ける方針だ。
【画像】次世代BMW M3を予告! 4モーター搭載EV【BMW Mコンセプト・ノイエ・クラッセを詳しく見る】 全35枚
『M3セダン』は現在6代目に突入しているが、ステーションワゴン仕様が設定されるようになったのは、2021年にG80世代が登場してからのことだ。それ以来の好調な販売実績を受け、BMWは次世代M3においても引き続き設定することを決めた。

BMW Mコンセプト・ノイエ・クラッセ BMW
次世代M3は、先日公開されたコンセプトカー『Mコンセプト・ノイエ・クラッセ』でも予告されていた。
現行モデルは最高出力530psのツインターボ3.0L直列6気筒エンジンを搭載しており、次世代モデルでもこのエンジンの派生型が、4基の電気モーターを搭載したEV版とともに展開される見込みだ。
BMWはすでに新型『i3ツーリング』を導入予定であることを明かしており、ライバルであるメルセデス・ベンツCクラスとは異なり、セダンとステーションワゴンの両方を展開することになる。
米国や中国でも予想外の人気
また、BMW Mの販売責任者であるシルビア・ノイバウアー氏は、i3ツーリングの高性能モデルも引き続き展開されると示唆した。
「M3ツーリングは、当社のラインナップの中でも最高のモデルの1つです」と、ノイバウアー氏はAUTOCARに語った。

BMW i3の発表会で、背後のスクリーンには『ツーリング』のシルエットが表示されていた。
「通常、中国はステーションワゴンに対する関心が薄い市場ですが、M3バージョン限定でツーリングを中国に導入することを決定しました。そのため、中国では通常の3シリーズ・ツーリングは購入できませんが、M3ツーリングはライフスタイルを象徴する存在です。そして、中国をはじめ世界中で大成功を収めています」
ノイバウアー氏は、M3ツーリングが米国でもヒットしていることを指摘した。米国もまた、標準的な3シリーズ・ツーリングが販売されていない市場の1つだが、その理由は「米国はSUVや非常に大型のクルマが主流の市場であるため」だという。
M3ツーリングへの需要は主に自然発生的なものであると、ノイバウアー氏は述べている。
「ディーラーはこのクルマを扱えることを大変喜んでいます。無理に売り込む必要がないからです」
「需要があり、ディーラーからは増産を求める声がますます高まっているため、生産量を拡大しています」

