仮契約を終えて、こぶしを握る阪神ドラフト5位の佐野(撮影・佐々木彰尚)

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 阪神からドラフト5位指名を受けた佐野大陽内野手(22)=日本海L富山=が15日、高岡市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金3500万円、年俸700万円で合意(金額は推定)。「改めてプロ野球選手になるんだなって実感とともに、さらにまたこれから頑張っていこうって気持ちになりました」と金びょうぶの前に座り、緊張の面持ちで決意を口にした。

 「日々の練習だったら一番下手、試合になったら一番輝いてやる」とたくましいメンタルの持ち主。「祖父から、小さいときから『おまえが新聞の一面を飾るような活躍をしなさい』って言ってもらってました」と祖父からの金言を受け、地道にプロ入りの道を歩んできた。

 「憧れの鳥谷選手のように、常に試合に出続けられるような選手になりたい」。NPB歴代2位の1939試合連続出場の記録を持つ元阪神・“鳥谷敬超え”を目指す。