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 IFHA(国際競馬統括機関連盟)は14日、最新のロンジンワールドベストレースホースランキングを発表した。1月1日から11月10日までの主要レースが対象で、オーストラリアのコックスプレート、チャンピオンズSを連勝したヴィアシスティーナ(牝6=豪C・ウォーラー)がレーティング127ポンドで2位タイにランクインした。牝馬のアローワンス4ポンドを加算すれば実質131ポンドとなる。

 BCクラシック覇者シエラレオーネ(牡3=米C・ブラウン)は125ポンドで4位タイ、英クイーンエリザベス2世Sを制し、今週マイルCSに出走するチャリン(牡4=英R・ヴェリアン)が124ポンドで単独7位に浮上した。

 首位はドバイワールドカップを8馬身半差で制したローレルリバー(牡6=UAE、B・シーマ−)で128ポンド、英インターナショナルS覇者シティオブトロイ(牡3=愛A・オブライエン)が127ポンドで2位タイ、4位は英インターナショナルS2着カランダガン(セン3=仏F・グラファール)とキングジョージ6世&クイーンエリザベスS覇者の僚馬ゴリアット(セン4)がシエラレオーネと並んでいる。

 日本調教馬は天皇賞・秋を制したドウデュース(牡5=友道)とBCターフ2着ローシャムパーク(牡5=田中博)が122ポンド(11位タイ)で最上位となっている。

 昨年はイクイノックスが日本調教馬の歴代最高値となる135ポンド(対象レース=ジャパンカップ1着)で年間1位に輝いた。

 ▽レーティング 競走馬の能力を示す客観的な指標で、着差や負担重量などを基に、国際的に統一された基準により、数値化したもの。