満塁弾を放った韓国代表のキム・ドヨン【写真:小林靖】

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キムは今季KBOで打率.347、38本塁打、40盗塁を記録

 韓国代表のキム・ドヨン内野手が14日、「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」グループB・韓国戦に「3番・三塁」で先発出場。2回にソフトバンクのリバン・モイネロ投手から満塁アーチを放つと、「これで21なのえぐすぎる」「キム・ドヨンさん欲しい」と日本のファンからも称賛が送られた。

 2-0で迎えた2回2死満塁で打席が回ると、初球の高めに浮いた速球を一振り。打った瞬間、それと分かる豪快なグランドスラムを左中間へ叩き込んだ。初回の第1打席は三振に打ち取られたが、見事に1打席で修正した。

 現在21歳のキムは韓国プロ野球(KBO)・起亜に所属。プロ入り当時からメジャーも注目する逸材だったが、今季一気に飛躍を遂げる。打率.347、38本塁打、40盗塁を記録し、KBO史上最年少で「トリプルスリー」を達成した。

 世界が熱視線を送るスター候補生が、今季パ・リーグ1位の防御率1.88を記録した助っ人左腕を粉砕したことに日本のファンも衝撃が走った模様。「やっぱ格が違うね」「がちかっこいい」「本物すぎる」「韓国球界の新たなスーパースター」「まさかここまでえぐくなるとは」「キムドヨン阪神来たらええやん」などとコメントが寄せられた。(Full-Count編集部)