本日の米消費者物価指数(CPI)を受けて、為替市場はドル売りの反応が見られたものの、動きが一巡すると再びドル買いが復活しており、ユーロドルは1.05ドル台に下落し、年初来安値を更新している。ドル円も154円台後半に戻す動き。

 本日の米CPIは概ね予想通りとなった。一部からは予想を上回りインフレ再燃を示すのではとの警戒感も出ていたものの、予想通りの内容に安心感が広がった模様。しかし、トランプ氏の勝利でインフレへの懸念が台頭しており、根強い買いがドルの下値をサポートしている。

EUR/USD 1.0585 USD/JPY 154.83 GBP/USD 1.2710

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美