同棲中の彼氏は、床掃除をフローリングワイパーで済ませます。私の家は「雑巾がけ」で掃除しているのですが、年間でどれだけの節約になっているでしょうか?

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家の掃除は生活において欠かせない家事の1つです。掃除機などを使用し、フローリング掃除を毎日行っている方も多いのではないでしょうか。フローリング掃除には掃除機を使用するほかに、水ぶきやフローリングワイパーなどさまざまな方法があります。フローリングワイパーで掃除する場合は、床用の掃除シートが必要です。 では、フローリングシートを使う場合と雑巾がけでは費用にどのくらい差が出るのでしょうか。費用のほかにもメリットとデメリットを比較して解説します。

雑巾がけの費用

まず、雑巾がけでかかる費用について解説します。雑巾は100円ショップでも販売されていて、例えばダイソーでは3枚で110円です。1枚あたり約36円と安く買うことができます。
また、家にある使い古したタオルや着なくなった吸収性の高い洋服なども雑巾として再利用が可能です。雑巾がけは洗って干せば、数回程度使えるためかなりコスパがよいといえるでしょう。
したがって、1回の雑巾がけにかかる費用を考えると、100円ショップで購入しても初回は数十円程度で済みます。その後、雑巾が使用できなくなるまで繰り返し使用でき、2回目以降はほとんど費用がかからない計算となるため、節約に繋がるでしょう。

雑巾がけのメリットとデメリット

雑巾がけには安く抑えられるという以外に、どのようなメリットがあるのでしょうか。デメリットも挙げながら比較してみましょう。
 

メリット

雑巾がけには、細かい汚れもしっかりとれるという利点があります。床からの目線が近いため、小さな汚れを見つけやすく徹底的に掃除することが可能です。掃除機やフローリングワイパーだと細かい汚れも見落としてしまいがちですが、雑巾がけは見落としが少ない分、隅々まできれいになります。
また、体を動かすのでちょっとした運動にも繋がります。体を動かして家がきれいになるのはまさに一石二鳥といえるでしょう。
 

デメリット

雑巾がけのデメリットは、正しく掃除をしないと雑菌が繁殖してしまう可能性があることです。汚れがひどい雑巾は、水洗いできれいにしても、雑菌がまだ残っています。雑巾を使った後は洗剤や漂白剤などで清潔にし、しっかりと乾燥させましょう。あまりにも見た目が真っ黒なときは、新しいものに替える必要があります。

フローリングワイパーの費用

フローリングワイパーで掃除する場合は、本体とフローリングシートが必要です。カインズで販売されているフローリングワイパーの本体価格は698円です。本体は一度買えば長く使えるため、初期費用のみがかかります。
また、フローリングシートは12枚入りが616円で販売されているサイトがあります。したがって、1枚あたり約51円かかる計算です。フローリングシートは表と裏の両面を使えるため、それほど広い部屋でなければ1枚で掃除できるでしょう。
1日1枚使用し、毎日掃除する場合には、1ヶ月あたり51円×30日=1530円の費用がかかります。雑巾がけに比べると圧倒的に高くなるといえるでしょう。

フローリングワイパーのメリットとデメリット

フローリングワイパーを普段の掃除に取り入れている方は多いのではないでしょうか。改めてメリットとデメリットを解説します。
 

メリット

フローリングワイパーのメリットは、手軽に使える点です。雑巾がけは、バケツに水を用意したり、汚れたら都度洗ったりと手間がかかります。しかし、フローリングワイパーは最初にシートをセットするだけで簡単に掃除ができます。
また、騒音もないため、賃貸物件でも気軽にでき、時間を気にせず好きなときに掃除することが可能です。
 

デメリット

デメリットとして、掃除できる場所やごみが限られてしまうことが挙げられます。髪の毛やホコリはシートに絡まりきれいにとることができますが、お米や砂など絡まりにくいものは、なかなか取れません。大きなごみがあった場合は、改めて別の方法で掃除する必要があります。
また、カーペットやラグの上も掃除が困難です。掃除できる場所がフローリングのみであるため、使える場所が限られてしまいます。

自分自身に合った方法で掃除しよう

雑巾がけとフローリングワイパーの掃除は費用に差があることに加え、それぞれメリットとデメリットがあります。費用面を重視するなら雑巾がけ、手軽さを重視するならフローリングワイパーでの掃除がおすすめです。ストレスが溜まらないように自分自身にあった方法で掃除を行いましょう。
 

出典

カインズ フローリングワイパーの値段
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー