1989(平成元)年11月9日、東ドイツ政府は旅行や移住のための出国を原則自由化することを決定、国民の西側への脱出を阻むために61年に築かれた「ベルリンの壁」は事実上崩壊した。検問所の周辺では、知人や親類との再会を喜び合う姿があちこちで展開された。写真は東側から壁をよじ登る市民ら。(ロイター=共同)