楳図かずおさん死去 番組共演のなだぎ武、贈られた似顔絵披露「ゆっくりと休んでください、、、グワシ!」
「漂流教室」「まことちゃん」などで独自の作風を築き、恐怖漫画のジャンルを確立した漫画家の楳図かずお(うめず・かずお=本名楳図一雄)さんが10月28日に死去したことが5日、分かった。88歳。胃がんを患っていたといい、施設で療養中だった。
訃報を受け、お笑いタレントなだぎ武(54)は5日、自身のXで「悲しい、、、昭和の偉人、漫画界の巨匠が亡くなった…楳図かずお先生…」と追悼した。
楳図さんとは番組共演歴もある。「昔番組でご一緒させていただいた時に、楳図作品で大好きな『洗礼』をモチーフに私の似顔絵を描いてくださった…」と、楳図さん自筆の似顔絵を披露。「実際お話するとすごく気さくで奇抜で優しいお方でした…」と、その優しい人柄をしのんだ。
楳図さん作品のグッズショップを訪れた様子を投稿するなど、大ファンだったなだぎは、「私のバイブルでもあった楳図漫画。。迫力ある大胆でいて繊細なタッチは、天才で圧倒的な画力でした」と、その作風を絶賛した。
個展にも足を運んでいたという。「22年楳図かずお展での100枚以上にも渡る『わたしは慎吾』の新作原画を読んだ時、『これほど迫力ある作品をまだこのクオリティで描けるのか…』と思い最後は涙が出ました、、」と回想。「数々の作品は語り尽くせない程思い入れのある作品ばかりです…今まで沢山の刺激と娯楽をありがとうございました、、」とつづり、「ゆっくりと休んでください、、、グワシ!」と、最後は「まことちゃん」の代表的なサインで哀悼の意を示した。