米中西部アイオワ州ではハリス氏(右)の支持が47%とトランプ氏の44%を上回ったことがわかった/Alex Brandon/Jacquelyn Martin/AP

(CNN)米大統領選の民主党候補のハリス副大統領と共和党候補のトランプ前大統領に対する支持率をめぐる世論調査で、中西部アイオワ州ではハリス氏の支持が47%とトランプ氏の44%を上回ったことがわかった。地元紙のデモイン・レジスターが世論調査の結果を発表した。誤差の範囲はプラスマイナス3.4ポイントであり、いずれの候補者も明確な優位を確保していないものの、アイオワ州は今回の大統領選では共和党が優勢だとの見方が強かった。

今回の世論調査では9月に行われた調査時よりもハリス氏に支持が傾いていることが示された。9月の調査ではトランプ氏がわずかにリードしており、投票する可能性の高い有権者のうちトランプ氏支持が47%、ハリス氏支持が43%だった。

アイオワ州は過去4回の大統領選で、2008年と12年の選挙ではバラク・オバマ氏が、16年と20年の選挙ではトランプ氏が勝利していた。

今回の世論調査によれば、女性からの支持はハリス氏が56%とトランプ氏の36%を上回った。男性からの支持はトランプ氏支持が52%、ハリス氏支持が38%となった。無党派層からの支持はハリス氏が46%、トランプ氏が39%だった。これまでの世論調査の結果ではトランプ氏に対する支持の方が多かった。

65歳以上の有権者からの支持率はハリス氏が55%とトランプ氏の36%を上回った。35%以下の有権者からの支持率はハリス氏46%、トランプ氏44%と割れた。