世界一王手のド軍・大谷翔平、第1打席は中飛 笑顔も浮かべ打席に コールの初球狙うも ベッツ、フリーマンも倒れ三者凡退
「ワールドシリーズ、ヤンキース−ドジャース」(30日、ニューヨーク)
シリーズ3勝1敗で4年ぶり8度目のワールドチャンピオンに王手をかけているドジャースは、左肩負傷の大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場し、初回の第1打席は中飛に倒れた。
笑顔も浮かべながら打席に入った大谷。ヤンキース先発のコールの初球を思い切って振りにいったが、打球は中堅・ジャッジのグラブに収まった。その後、ベッツは一ゴロ、フリーマンは左飛に倒れ、初回は三者凡退に終わった。ヤンキースファンの大歓声に包まれた。
第2戦の走塁で左肩を負傷した大谷は前日の第4戦の五回に中前打を放ち、3戦13打席ぶりに安打を記録。三回の打席では中飛に倒れたが、飛距離116メートルの打球を飛ばし、打撃復調の兆しを見せた。
大谷はここまでポストシーズン15試合に出場し、打率・246(59打数20安打)、3本塁打、10打点、OPS・815。ワールドシリーズ4試合は打率・133(15打数2安打)で、本塁打はないが、次の1点につながる打席に徹して勝利に貢献してきた。