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 俳優の柳楽優弥(34)主演のTBS金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」(金曜後10・00)の第2話が18日に放送された。柳楽や自閉スペクトラム症の弟を演じる坂東龍汰(27)、5歳の子役・佐藤大空(たすく)の熱演が話題を集める中、第2話では女優の齋藤飛鳥(26)が大きな反響を呼んだ。

 柳楽が演じるのは、坂東演じる自閉スペクトラム症の弟のために生きる真面目で優しい市役所職員・小森洸人。2人で暮らす兄弟が佐藤大空(たすく、5)演じる謎の男の子「ライオン」と出会い、ある事件に巻き込まれていくオリジナルのサスペンス。

 齋藤は同作で、市役所の「子ども支援課」で子供相窓口を担当する牧村美央を演じている。柳楽演じる洸人とは同僚で、第2話では、ライオンの母親と思しき相手に翻弄される洸人とショッピングセンターで偶然出会い、洸人を指定の場所まで車で送迎するなど活躍した。

 齋藤演じる牧村がショッピングセンターで手にしていた「ショッパー」(ショッパーバッグ)には、ある“工夫”が施されている。よく見ると、白いショッパーには「KOREKARA」と記されたロゴ、オレンジのショッパーには「ASHU」と記されている。

 実は「KOREKARA」「ASHU」は、2つとも齋藤にゆかりのある言葉。「KOREKARA」=「これから」は、乃木坂46時代の齋藤のソロ曲で、2022年12月にリリースされた乃木坂46の31stシングル「ここにはないもの」に収録されている。

 「ASHU」=「あしゅ」は齋藤の愛称。齋藤のスタッフは、放送終了後にSNSを通じ「ドラマに登場したショッパーは、『KOREKARA』と『ASHU』でした」とオフショットを添えて報告した。

 細部までこだわった小道具に、ファンからは「車の色といいショッパーの名前といい、製作陣があまりにも飛鳥愛に溢れすぎてる...!」「いや、いい現場すぎんかて」「ショッパーぜんぜん気付きませんでした こういう遊び心うれしいですね」「TBSの方〜この紙袋グッズ展開したら売れますよ〜笑」「小道具も凝ってますな」「とっても愛に溢れた現場なんだな」「そんなとこまでこだわりが…!嬉しい限りですね」「テレビでは全然気づきませんでした」「ASHUとKOREKARAのロゴが意味深で泣けそうでした」「シリアスな内容のドラマのなかに、そういう遊びがあると、また違う楽しみかたが生まれてきますね」「そんなところにも配慮されてるのか。愛されてますね」と称賛や驚きの声が寄せられた。