『連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―』第3話より(C)野田サトル/集英社 (C)2024 WOWOW

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 野田サトル氏の同名漫画を俳優の山崎賢人(※崎=たつさき)主演で実写化した映画『ゴールデンカムイ』の続きを描く『連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―』(毎週日曜 後10:00、全9話)。今夜(20日)よりWOWOWで独占放送・配信される、第3話「道連れ」では、アシリパ(※リ=小文字)の父の旧友・キロランケ(池内博之)が登場する。尾形(眞栄田郷敦)や二階堂(柳俊太郎※柳=正式には異字体)が、谷垣(大谷亮平)が身を寄せるコタンに現れるなど、見どころ盛りだくさんのあらすじを紹介する。

【動画】ドラマ『ゴールデンカムイ』第3話予告映像

 本作は、明治末期の北海道を舞台に描く、アイヌの埋蔵金を巡るミステリーであり、魅力的なキャラクターたちが相まみえる冒険活劇。日露戦争を生き残り「不死身の杉元」と呼ばれた杉元(山崎)は、アイヌの少女・アシリパ(山田杏奈)、網走監獄からの脱獄囚・白石(矢本悠馬)とともに、金塊の在処を示す暗号の刺青を掘られた脱獄囚たちを探し始める。

 第1話(WOWOWオンデマンド、WOWOW公式YouTubeアカウントにて無料配信中※2025年1月13日午後5時まで)で、“悪夢の熊撃ち”の異名をとる二瓶鉄造(藤本隆宏)の刺青人皮を、第2話で辺見(萩原聖人)の刺青を手にした杉元たちは、アシリパの父(井浦新)の旧友だというアイヌの男・キロランケ(池内)と出会う。キロランケはアイヌを襲って金塊を奪った囚人「のっぺら坊」の正体をなにやら知っているようで…。

 同じ頃、第七師団の尾形(眞栄田)と二階堂(柳)は、谷垣(大谷)が療養中のコタンにやってくる。彼らはなぜ自分を追ってきたのか、谷垣は不穏な気配を察知する。

■のっぺら坊の正体とは?物語の重要な転換点に!?

 杉元、アシリパ、白石の3人は、アシリパの父の旧友・キロランケと遭遇する。彼はアシリパの存在を介して杉元と白石への警戒を解くと24人の囚人に金塊の在りかを示す刺青を彫ったという「のっぺら坊」の正体に言及し…。その衝撃的な内容は、物語の重要な転換点になる。さらに続く杉元たちの旅にどのような影響を与えるのか注目だ。

 ちなみに、杉元らがキロランケと遭遇したのは、イトウが上ってくる初春の川。美しい自然の風景はもちろん、捕獲したイトウを調理してみんなで食べる場面も見ものとなっている。原作でも大いに扱われている「食」の魅力を映像で伝えられるのも実写化ならでは。

■眞栄田郷敦の華麗な銃さばきは必見

 第七師団に所属しながら単独行動を取る尾形。双子の兄弟・洋平を殺した杉元への復讐に執着する二階堂。2人は、けがの療養のために谷垣が身を寄せているコタンに姿を現わす。彼らはなぜ谷垣を追ってきたのか!?徐々に鮮明さを増すキャラクターたちの人物像、さらには、コタンとその周辺で繰り広げられる銃撃戦も大きな見どころ。特に、徹底的な訓練を積んで撮影に臨んだという尾形役の眞栄田による華麗な銃さばきは見逃せない。ほかにも、二階堂を襲うさらなる悲劇、第1話での二瓶との出会いがあったからこそ生まれる谷垣の名ぜりふなど見どころ満載だ。

■第3話のエンディングテーマは&TEAM「Feel the Pulse」

 ドラマ版『ゴールデンカムイ』では各話でエンディングテーマを担当するアーティストや楽曲が変わる。第3話は、HYBE LABELS JAPAN に所属する&TEAMによる「Feel the Pulse」。

 &TEAMは、EJ・FUMA・K・NICHOLAS・YUMA・JO・HARUA・TAKI・MAKIの9人で構成されるグローバルグループ。異なる出発点からつながった彼らは、「それぞれ個性を持つ9人が一つのチームとなり、多様な世界を結びつける」という意志を掲げ精力的に活動している。

 一方、漫画好きのメンバーも多く、テーマ曲に携わることができて光栄だと語
る彼ら。「Feel the Pulse」は『ゴールデンカムイ』が描く美しい大自然の壮大なスケールを表現。力強いボーカルと疾走するリズムが特徴的なPunk Rock サウンドから、ドラマの熱量に負けない強烈なエネルギーを感じられる。