北朝鮮が韓国との連結道路を爆破、韓国軍は警告射撃=韓国ネット「せっかくつくってあげたのに」

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2024年10月15日、韓国・国民日報によると、北朝鮮が韓国との間を結ぶ京義線と東海線の2本の道路の一部を爆破したことを受け、韓国軍が警告射撃を行った。

韓国合同参謀本部は同日、国防部の記者団に送った文書で「北朝鮮軍がきょう正午ごろ、京義線と東海線一帯で連結道路を遮断する目的(推定)で爆破行為を行った」「現在は重装備を投入し、追加の作業を進めている」などと明かした。

今回の爆破による韓国軍の被害はなかった。爆破後、韓国軍は軍事境界線の韓国側の管理内で警告射撃を行ったという。

合同参謀本部の関係者は「軍は北朝鮮軍の活動を注意深く見守っている」「米韓協力の下で監視と警戒態勢を強化しつつ、万全の体制を維持している」などと述べたという。

これに韓国のネットユーザーからは「せっかく建物や道路をつくってあげても全て爆破される」「今後は南北協力だの交流だのと言って北朝鮮に尽くす必要はない。どうせ爆破されるものに税金を投入するのは無駄」「韓国は数十年間貢ぎ続けたが得られたものは何もない。利用されただけ」「韓国国民の皆さん、一瞬にして数百億ウォンが空に虚しく消えていきました」「むしろ良かったかもしれない。これからはお互い顔を合わせることなく生きていこう」「無能な政府が戦争まで起こしてしまうのではないかと本当に心配だ」「二度と戦争を起こしてはいけない。戦争で最も大きい被害を受けるのは一般市民だ。戦争ムードを作ってはならない」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)