マイコプラズマ肺炎とは

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 子どもに多いマイコプラズマ肺炎について、6日までの1週間に全国約500の医療機関から報告があった患者数は1医療機関あたり1・94人(速報値)で、過去最多だった前週を更新した。

 国立感染症研究所が15日発表した。厚生労働省は「秋冬に流行する傾向があるため、感染が拡大する可能性がある」と注意を呼びかけている。

 この病気は、発熱や全身のだるさ、せきなどを伴い、熱が下がった後も、せきが3〜4週間続くことがある。対策として日頃からの手洗い、せきが出るときはマスクの着用、感染した場合は家庭内でのタオルの共有を避けることなどが挙げられる。