『イッテQ！』手越祐也の復帰回、内村＆宮川との絆を確かめる濃密な放送に 見守ったスタジオもしみじみ、イモト「また出てほしいな」
【写真あり】3人ずぶ濡れの貴重カット…絆を確かめた『イッテQ！』手越復帰回
「世界で一番盛り上がるのは何祭り？SP in イタリア」と題し、MCの内村光良、宮川大輔、手越が、イタリアの「ウナギ祭り」で行われる立漕ぎボートレース（金のパラデッロレース）に参加する今回の企画。
その後VTRで法被を着た内村と宮川が“捕獲大作戦”を実施。宮川は「捕まえた」と手越を網で捕獲した。「びっくりした！なになになに」と戸惑う手越に「久しぶりー」とあいさつ。手越は「『イッテQ』出れるの？」と聞くと、内村は「（オンエアでは）モザイクかかってるかもしれない」と話し、手越は「最悪それでも出してください」といい、「おかえり」と熱いハグを交わした。宮川は久しぶりの再会に号泣した。
手越は「とにかくうれしかったですね。『捕まえた』っていう大輔さんの声が聞こえた時、たまらなかったですね。『イッテQ！』という番組・出演者・スタッフはずっと家族だと思って一緒に番組をやってきたので、4年前にああいう形で番組を離れることになって、育ててもらった皆さんにも視聴者の方々にもかけた心配・迷惑。すごく申し訳なく思ってました。恩返しをしたいと常に思っていました。無我夢中で全力で祭りに挑みたいなと思います」と心境を語った。
この日の企画は、「世界で一番盛り上がるのは何祭り？SP in イタリア」と題し、3人がイタリアの「ウナギ祭り」で行われる立漕ぎボートレース（金のパラデッロレース）に参加するもの。3人は練習するもなかなかうまくいかず。その夜、シングルかペアを選ぶ作戦会議をするなかで手越は両方に参加したい意向を表明。2つに参加すれば「ものすごい批判がくる」と指摘する内村に手越は「若かりし頃は、正直に全力で思っていってましたけど今回は違います」と弁解。これに内村は「大人になったね。揉まれたんだな」と成長ぶりに感心した。
改めてチーム分けの話題で手越は「たまたまタイの祭りに来ているとき、（宮川と）最終日にバンコク（にいるタイミング）がかぶって。ここだけの秘密にしようと言って会ったことがあったんです」と告白。「忘れられない一言」として「次、手越くんと会うときはハッピを着て内村さんとともに『わっしょい』って手越くんを必ず迎えに行くから」と言われたという感動的なエピソードを回想した。
続けて「本当にそういう人がまわりいてありがたい。ずっと番組を一緒にやってきて兄貴が近くにいてくれるって。念願のきょうだったわけです。たまたま祭り班といっしょになったのは縁。（宮川と）一緒の船で戦いたい」と望むと、内村は「シングルで俺が行けたら勝てないけど…完走したい」と自身がソロで出場する話でまとまった。
迎えた祭り当日、最初に内村がシングルで出場。内村は「楽しんできます」と言い残し、先頭から大きく遅れたものの見事完走。一方、宮川と手越ペアは、途中で落水し、失格となった。だが2人は陸にあがると「最高に楽しかった、ごめんな」と宮川が言えば、手越が「こちらこそ」とがっちり握手。2人はその後再び船に乗り、笑顔でこいで、最後は川に飛び込んでゴールした。
番組最終のまとめでは、宮川が「船の上で『左行きます？』とか『大丈夫ですよ、落ち着いて』『うん、わかった』言うて息を合わすという、その作業が面白かったですね」というと、手越も「もちろん結果は悔しいですけど、このロケ自体はもうめちゃくちゃ楽しかったです。『これだな〜、これを待ってたんだ。これをやりたかったんだ』が全てできました」と満足げな表情。
宮川は「また3人祭り、僕行きたいです」と希望し、内村は「今度は3人一緒のやつにしましょう。お願いします！1人でちょっとさびしかったです」と話し、宮川が「以上、イタリアからでした」とまとめた。
このVTRを見たスタジオでは、森三中・黒沢が「全然なんか久しぶり感がなかったですね」といえば、内村が「実際こうね…久しぶりだったけど、やっていくうちにそんな久しぶりな感じはしなかったかな」と振り返り、イモトアヤコは「『イッテQ！』の手越祐也が見られてすごく面白かったです。また出てほしいなと思いました」と素直な気持ちを吐露。
宮川は「やっぱり2人で結果を残したかったんですよ。ほんま完走したかったんですけどね。でも『ヨーイ、スタート』で『勝てへんな』って思いましたけどね（笑）」とレースを振り返った。
6年ぶりとなった『イッテQ！』男子チーム集結は、3人の絆、『イッテQ！』ファミリーの絆を確かめる放送となった。
