敵地でサウジアラビアを下した森保ジャパン。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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 元日本代表MFの前園真聖氏が、10月13日にフジテレビ系列で放送された情報・ワイドショー番組「ワイドナショー」に出演。日本代表について語った。

 森保ジャパンは、現地10日に北中米ワールドカップ・アジア最終予選でサウジアラビアと敵地で対戦。14分に鎌田大地のゴールで先制すると、81分に右CKから小川航基がヘディングシュートを決め、2−0で勝利した。

 前園氏はまず先制点の場面に言及。堂安律のサイドチェンジをファーで三笘薫が折り返し、ボックス内で守田英正が頭で落としたボールを鎌田が押し込んだ。

「右サイドから左サイドに振って、全部ワンタッチなんですよ。これだけリズム良く振られると、ディフェンダーはボールも人のマークも見られないので、完全に崩した1点目でしたね。凄いですね。完全に相手を翻弄して」
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 また、42分にサウード・アブドゥルハミドが放った強烈なシュートを弾き出したGK鈴木彩艶については「今、日本代表の正ゴールキーパーに近い」と高く評価する。

 そして、セットプレーから奪った追加点に関しては「(途中出場の)小川選手がチャンスをモノにした。代わった選手がちゃんと結果を出す。監督の采配もズバリで、非常に良い時間に良い選手が点を取った」と賛辞を続けた。

 同予選で3連勝を飾った森保ジャパンは、グループCで2位のオーストラリアに勝点5差をつけて独走態勢に入っている。ただ前園氏は「まだ3試合ですから。油断できない」ともコメントした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部