声優を務めた映画「ジョーカー2」で舞台あいさつした山田裕貴

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 俳優の山田裕貴が10日、東京・丸の内ピカデリーで声優を務めた映画「ジョーカー2」(11日公開)の前夜祭ジャパンプレミアで舞台あいさつした。

 大ヒットした前作のその後の物語。実写作品は初めての吹き替えとなる山田は、ジョーカーを追い詰める冷静なハービー検事を演じた。すでに世界77の国と地域で封切られ、日本が“最後の公開地”とされる。現在、賛否、真っ二つに分かれる評価の方でも注目を集めている。

 山田自身、2回この作品を見て、違った印象を受けたという。「皆さんが見た後、語り合って賛否を生むのが、(宣伝の)狙いだったら? 世界でずっとジョーカーは生きたままなんです」といい、「この映画の終わりは語られなくなること。賛否の否があろうが、賛があろうが、盛り上がっていることに変わりはない。それをすごく思った」と独自の考えを展開していた。