ふるさと映画祭が海外進出。『クジラの島とくのしま』と『闘牛の島とくのしま』の2作品をロサンゼルスで上映

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 地方創生をテーマに全国各地の物産や観光地など、地域の魅力を交えながらオリジナル映画を製作し、上映するイベント“ふるさと映画祭”。毎年12月に東京・秋葉原で開催され、昨年は北海道から沖縄まで各地でも開催。そして、海外での初開催が決定。場所はエンタメの聖地であるロサンゼルス。全編英語字幕付きで上映される。

【画像】『闘牛の島とくのしま』のビジュアル

 日本の魅力を伝えるべく、今回上映されるのは、鹿児島県奄美群島に属する徳之島を舞台とした、『クジラの島とくのしま』と『闘牛の島とくのしま』の2作品。徳之島ならではの魅力であるクジラ・闘牛をテーマとした作品であり、心温まるオリジナルストーリーの中で、観光地やグルメ、特産物など徳之島の魅力を存分に感じることのできる。

 「ふるさと映画祭 in ロサンゼルス」は、ロサンゼルス・ハリウッドにある外務省運営のジャパン・ハウスにて今月19日(現地時間)に開催。チケットは2作品セットで10ドル。来場者には徳之島のお土産のプレゼントもあるという。

■映画『クジラの島とくのしま』

 クジラをはじめとする徳之島ならではの観光やグルメなどがたくさん登場。クジラに憧れて鹿児島県徳之島に移住する島ガール・前田海役を鹿児島県出身の藤園麗(元AKB48)、生まれ育った徳之島を海に紹介することとなる男性・川畑守役を鹿児島県徳之島出身の芸人・西田淳裕(キンボシ)が演じる。

■映画『闘牛の島とくのしま』

 あることをきっかけに闘牛を育てることになった主人公の男の子・山田光。別れや出会いを経験し、闘牛と共に成長していく光の姿を描く青春物語。本作にも藤園が出演し、主人公・光の学校に来る転校生を演じている。大人になった主人公・光役で内間政成(スリムクラブ)が出演。そのほか、主人公の幼少期や高校時代など、メインキャストの多くは徳之島出身の子どもたちが演じている。ナレーションは、鹿児島県出身の俳優・榎木孝明が務めている。