[写真]=Volleyball World

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 1日、NHK WORLD-JAPAN/jibtvにて2024年10月4日(金)に「新しいスポーツ世界大会への挑戦~バレーボールネーションズリーグ2024福岡大会~」が放送されることが決まった。

 2024年の5月から6月にかけて行われたバレーボール三大世界大会の「バレーボールネーションズリーグ」。プールごとに各地を転々とする予選ラウンドでは、男女ともに日本の福岡でも試合が行われた。

 北九州市で行われた今大会では、過去最高となる84,521人の観客を動員。さらに、「ワンヘルス」「SDGs」の理念に基づき、商業主義に偏らない持続可能な大会運営を目指し、ミールクーポンの提供や、使い終わったスティックバルーンの回収などを徹底したという。

 また、選手とファンの交流のためのファンゾーンを設けたり、地元の小学生を招待するなどバレーボールの魅力を伝える取り組みも行われていた。

 男子日本代表のセッターとしてネーションズリーグを戦った関田誠大も、「福岡で開催されたネーションズリーグは、ファンの方々と今までにない距離感で、プレーができ、声援が本当に後押しになりました。また我々日本代表だけでなく、他国の試合にも多くの方々が足を運んでくれたと聞き、バレーボール熱が高まってきていることを実感した大会でもありました」と、福岡大会でのファンとの距離感の近さを語っている。

 また、「そういった大会を作って下さったスタッフの皆様が、どういう想いで開催したかを感じられる内容になっているので、沢山の方にこの放送を通して、新しいスポーツ大会の在り方を考えるキッカケになり、次世代に繋いでいって欲しいと思いました」と、呼びかけている。

 大成功を収めたネーションズリーグの舞台裏や、持続可能な大会運営、試行錯誤を重ねた新たな挑戦の裏側を見ることができるこの番組は、日本およびアジアの最新情報を視聴者に提供している放送局で、約160の国と地域で視聴することができるNHK WORLD-JAPAN/jibtvで視聴が可能。英語ナレーションや英語字幕があり海外にも日本のバレーボール運営を伝えることができるようになっている。

 放送時間は約30分で、放送日時は日本時間の2024年10月4日(金)の午前11時半、16時半、22時半と5日(土)の早朝4時半となっている。

 なお、番組は放送と同時に日本国際放送のウェブサイトでVOD配信され、放送後にはYouTubeのJIBTV公式チャンネルにもアップされる。