JRT四国放送

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徳島県では、男女ともに、若い世代から将来を見据えた健康管理を行うことで、希望する妊娠や出産を叶えることを目的とした「プレコンセプションケア」の普及啓発に取り組んでいます。

9月30日、徳島文理大学が中心となって活動している「とくしま思春期ピアサークル」の学生4人と徳島県が共同して、高校生に性に関する出前授業を行いました。

授業には、城ノ内中等教育学校の5年生約60人が参加し、デートDVの動画を元にグループで意見を出し合い、性同意の大切さについて学びました。

(城ノ内中等教育学校の生徒)
「恋愛とかに関してはあまり話をする機会はないので、自分で抱え込んだりするので、話し合う機会が増えるのはいいことだと思います」

(城ノ内中等教育学校の生徒)
「DVっていうと身体的なものばかりだと思っていたので、新しいDVの形態を知って、思ったより身近なものだったので、注意していこうと思いました」

また、徳島県とピアサークルは共同で作成した啓発カードを生徒に配り、何かあれば「とくしま性と妊娠LINE相談」という相談窓口に連絡してほしいと、生徒らに呼び掛けていました。