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 ◇ナ・リーグ パドレス 5ー3 ダイヤモンドバックス(2024年9月27日 フェニックス)

 パドレスのダルビッシュ有投手(38)が史上最多タイとなる日米通算203勝目をマークした。27日(日本時間28日)、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に先発し、5回1/3で80球を投じ3安打3失点で今季7勝目。広島、ドジャース、ヤンキースで活躍した黒田博樹に通算勝利数で並んだ。

 試合後のダルビッシュとの主な一問一答は以下のとおり。

 ――レギュラーシーズンを総括して

 「自分もいろいろありましたけど。ケガしたりとか、凄く良いピッチングしていたりとか、200勝あったりとか。でも結果的に見て、チームがこうやってプレーオフに行けたってことが凄くよかったと思います」

 ――ポストシーズンへ向けて

 「とにかくワイルドカードをしっかり勝てるように。みんなで気を引き締めて頑張っていきたいと思います」

 ――プレーオフをホームで戦うアドバンテージとは

 「やっぱりプレーし慣れている球場というのと、音響とかの雰囲気も含めて自分たちにとって慣れ親しんでいるので、いつもどおりできるというところがアドバンテージだと思います」

 ――気持ちでも見せていける

 「そうですね。歓声ばっかりで凄いですし、自分たちに向けられているのが分かるので、そうなると気分もいいですし」

 ――9月に復帰してから負けなし

 「打撃もそうですし守備もそうですし、ピッチングに関してはヒギー(ヒガシオカ)に凄く助けてもらってるので、そういうところが大きいと思います」

 ――復帰して5試合でこのぐらい仕上がってくるとのイメージはあったか

 「全くなかったです。不安しかなかったです(苦笑)」

 ――納得できる状態

 「自分の状態としてはビックリするぐらい良いと思いますし、準備はできたかなと思います」

 ――黒田さんとの思い出

 「1年目、(黒田の)ヤンキースが(レンジャーズ本拠の)アーリントンに来たときに、レフトの方でいろいろアドバイスいただいて、トレーニングのことだったりとか、中4日の過ごし方だったりとか、そういうところを凄く教えていただいたことが浮かんできます」

 ――ヒガシオカを信頼している。今はスカウティングレポートでも彼が動かしていることが多いのか

 「一応、話しますけど試合前は。ただ、ゲームの中に入ると、基本的にはヒギーに全部任せてという。今日何回かやりましたけど。でもそれも、向こうとしては許容範囲の球であったりするので、ありえない球とかコールされないですし、信頼して投げられていると思います」

 ――先生役として投手を引っ張ってきたと思うが、今は異なる状況か

 「一応自分はちゃんと見てますけど、ヒギーとずっと組んでなかったですけど、日頃から凄く仲良かったので、そういうところで本当に信頼できるというところで、もう任せますという感じです」

 ――中4日で80球。まだ余力はあったと思うが

 「ボクは全然、あそこで代わるとは思ってなかったので(苦笑)。まだ80球でしたし。もう38なので、信頼してもらえてないのかなって感じはしますけど(笑い)」