レッドソックス・吉田(提供・共同通信社)

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 「ブルージェイズ6−1レッドソックス」(25日、トロント)

 レッドソックスの吉田正尚外野手は四回の第2打席で左翼線二塁打を放つなど、4打数1安打をマーク。だがチームは敗れ、3年連続でポストシーズン進出を果たすことができなかった。

 四回2死で迎えた第2打席。外角のボールを逆らわずに流し打った打球はあっという間に左翼線を破った。悠々と二塁に到達した吉田。今季21本目の二塁打をマークして好機を演出したが、先制点を奪うことができず。以降も好機を作りながら決定打を放つことができず、敗れた。

 試合終了後、ベンチでぼうぜんとグラウンドを見つめる選手たちの姿も。重苦しい雰囲気に包まれた。4連勝でワイルドカード争いにわずかな可能性を残していたが、対象となるロイヤルズ、タイガースが勝利し、レッドソックスが敗れたため、その差は4・5ゲーム。残り4試合にレッドソックスが全勝し、ロイヤルズ&タイガースが全敗しても覆すことがてきなくなったため、ポストシーズン進出の可能性が消滅した。これで3年連続となり、米メディアは過去30年間で最長記録と伝えた。