日本ハム・鍵谷陽平「最後北海道で引退を迎えられて良かった」 大谷翔平のビデオメッセージには驚き!
◇パ・リーグ 日本ハム1ー3楽天(2024年9月25日 エスコン)
日本ハムの鍵谷陽平投手(34)が25日、本拠エスコンFでの楽天戦で引退試合に臨んだ。先発登板で打者2人を無安打に抑えて有終の美を飾った。試合終了後には引退セレモニーも実施されて、上沢直之投手のサプライズ登場やビデオメッセージではドジャース・大谷翔平投手からもねぎらいの言葉が届いた。
試合後の鍵谷の一問一答は下記の通り。
――素晴らしいピッチング。
「ありがとうございます。すみません」
――どうでした。
「納得のいくとと言ったらあれですけど、良い球を投げられて、何よりも抑えて帰って来れたのが良かったと思いますし。でも、金村にはやりづらい形で次を渡してしまい申し訳ない。そこだけです」
――ビデオメッセージ。
「僕もいろいろ引退試合を経験してますけど、なかなかないテイストでうれしかった。いろいろな方々が出てもらって嬉しかったです」
――大谷のサプライズビデオメッセージ。
「びっくりしました。言っていなかったので。さっきの会見で知らないんじゃないかと言ってしまい、申し訳なかった。すみません。失礼しました。今、翔平も優勝争いしている中ですごい大変な中で自分の記録もバタバタだったと思うが、あの中でアメリカからメッセージをもらえるのはうれしい。同期入団でずっと見てきた仲間でああやって言ってくれたのはうれしい。これからは一野球ファン、翔平ファンとして応援したい」
――打者2人。
「最初は1人と言われていて、そのつもりで小郷君だけ対策していたが、もう一人と言われて動揺したが、小郷君も小深田君もやりづいらい雰囲気で真っ正面から対戦を受けてくれて感謝している、楽天さんも試合中に拘わらず時間を獲らせてしまい申し訳ない気持ちもあるが、本当に感謝しています」
――監督が自らマウンドへ。
「うれしかったですね。1年しかできなかったし、1軍に来られなかったので、なかなかお会いすることは出来なかったが、それでも僕のことを思って送り出してくれてうれしかったです」
――監督と話しは。
「どうなんですかね。今後を見据えて準備するようにと言われました」
――上沢のサプライズ登場。
「帰ってくるのは分かっていた。今後合う予定はあったので、来るかなと思っていたが、まさか花束を持ってきてくれるとは思わなかった」
――ぐっと来る時は。
「引退試合を迎えるにあたって新庄監督に楽しくかっこいい姿を最後見せてくれと言われて、絶対に泣かない。笑顔で笑って終わろうと思って、ずっとこらえていたが、危なかったです。多分耐えたと思います」
――沢村の涙。
「そうですね。危なかったですね。どの人よりも長くお世話になりましたし、大学時代から公私ともに自主トレも一緒にやっていますし。僕がプロを入るきっかけ、目指すきっかけをくれた人なので。沢村さんの愛が伝わってくるメッセージだったので、いつもご飯おごってもらっているので、今度おごります」
――紫に染まったエスコンは。
「夜遅いのに最後まで残ってもらって、僕みたいな選手にたくさんの拍手を頂いたので本当に感謝している。最後北海道で引退を迎えられて良かったなと思いました」
――北海道愛は。
「北海道に生まれてそだって。途中修行に出ましたが、こうして最後プレーヤーとして戻って来れて良かった。北海道で野球をやっていなかったらここまでできていなかったとおもう。北海道の皆さんに感謝して、これからどういう形になるか分からないが、何かの形で恩返ししたい」