ブライトンウィメンのFW清家貴子が21日、女子スーパーリーグ(英女子1部/WSL)の開幕節・エバートンウィメン戦でデビューすると圧巻のハットトリックを記録した。英紙『BBC』によると同リーグデビュー戦でのハットトリックは史上初だという。

　清家は昨季のWEリーグで20ゴールを決め、男女通じて国内プロリーグ史上初の10試合連続得点も達成。MVPに輝いて今季から欧州挑戦を始めた。迎えた開幕節で早速先発入りすると前半29分、前線でプレスをかけてボールを奪い、ペナルティエリアの外からループシュート。これがゴールに吸い込まれてデビュー戦で初ゴールを決めた。

　ここから清家のゴールラッシュが始まる。後半11分、左からのクロスを頭で合わせて追加点を決めた。さらに同30分には相手のパスをカットして持ち運ぶと、PAの手前から強烈なミドルシュートを突き刺してハットトリック。チームは4-0で白星発進を飾っている。

　試合後、清家は自身のX(@seikekiko)で「想像を超える最高のデビューになりました!たくさんの応援ありがとうございました!」とコメントしている。