「憧れるのをやめましょう」から1年半 大谷が同じ球場で行った英語スピーチが話題「風格さえ感じる」
ナインを前に「これからも前進し続けよう」
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地マイアミで行われたマーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場し、6打数6安打、3本塁打10打点、2盗塁の大爆発。大リーグ史上初の「50本塁打&50盗塁」を達成しただけでなく、記録を「51-51」にまで伸ばした。さらに縁のあるロッカーで試合後口にした“名セリフ”にも注目が集まっている。
「50-50」まであと2本塁打、1盗塁でこの試合を迎えた大谷は、2回までに早くも2盗塁を成功。圧巻は6回から。3打席連続本塁打を放ち客席のファンを熱狂させた。チームも20-4で大勝。12年連続のポストシーズン進出を決めた。
ドジャースの地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の試合後番組では、ロッカールームで同僚に促されて大谷が英語でスピーチする様子が中継された。大谷は「勝ってポストシーズン進出を決めた。これからも前進し続けよう!」とチームメイトたちに声をかけていた。
奇しくも、ここローンデポ・パークは、昨年3月にワールド・ベースボール・クラシック決勝が行われた地。大谷は米国との試合前に声出し役を務め「憧れるのをやめましょう」との名演説。チームを一つにし、頂点へと上り詰めた。X上で動画が拡散されると、日本のファンから「風格さえ感じる」「あの時もこんな感じで喋った気がする」「WBCの時を思い出すな」「もう誰もが皆、大谷さんに憧れる事態に」などの声が上げられている。
(THE ANSWER編集部)