史上初「51-51」達成の裏で…大谷が並んだ通算1406盗塁の伝説 38年ぶりの「13」米記者紹介
リッキー・ヘンダーソンが持つ記録に
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地マイアミで行われたマーリンズ戦に「1番・DH」で先発し、6安打3本塁打10打点、さらに2盗塁の活躍。史上初の「50本塁打&50盗塁」に到達し、記録を「51-51」に伸ばした。さらに、通算1406盗塁の伝説しか成し得なかった記録にも並んでいる。
大谷は6回1死二塁で立った第4打席、大谷は右腕ソリアーノの2球目スライダーをとらえた。高々と舞い上がった打球は右中間の上層スタンドへ。打球速度111.2マイル(約180キロ)、飛距離438フィート(約134メートル)という雄大な49号2ランとなった。この段階で並んだ記録があった。
米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者は自身のX(旧ツイッター)に「ショウヘイ・オオタニは、1シーズンで少なくとも1本塁打&1盗塁した試合数を13として、リッキー・ヘンダーソンが持つ史上最多記録に並んだ。ヘンダーソンは1986年に達成」と投稿。もう一つの快挙を伝えている。
ヘンダーソンは大リーグ史上最多の通算1406盗塁を残した韋駄天。ヤンキース時代の1986年に28本塁打、87盗塁を残す中で、この快記録を達成した。「51-51」達成でも分かるように、卓越したパワーとスピードを見せつけている今季の大谷にふさわしい勲章と言えそうだ。
(THE ANSWER編集部)