Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

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静岡県教委は、19日、給食費など126万円余りを横領した富士宮市の小学校の女性事務職員を、懲戒免職にしたと発表しました。

(静岡県教育委員会の会見)
「大変申し訳ありませんでした」

懲戒免職の処分となったのは、富士宮市立内房小学校で会計の管理を担当していた41歳の女性事務職員です。県教委によりますと、女性職員は、2024年3月から8月までの間、給食費や廃品回収の収益金など、学校が徴収した金を複数の口座から出金したほか、保護者から集めた金を口座に入れないといった行為を53件繰り返し、126万円余りを横領したということです。

8月、給食センターから学校に給食費未納の連絡が入り、発覚したということで、女性職員は横領を認め、「生活費や車のローン返済に充てた。自分の生活のことを考えてやってしまった」と話したということです。女性職員は全額を返還しています。

県教委の教職員の懲戒処分は2024年度8件目です。