ドヘニー母国紙も「井上尚弥の勝利」を予測! 海外オッズは“異次元の数値”に「イノウエは恐ろしいほどのパワーを」

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いよいよ4団体のベルトを懸けて対峙する井上とドヘニー。(C)Lemino/SECOND CAREER

 さらなる進化に対する期待は揺るぎない。

 これまで数々の偉業を成し遂げ、日本ボクシング界の歴史を塗り替えてきた世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が、9月3日にWBO世界同級2位のテレンス・ジョン・ドヘニー(アイルランド)との防衛戦に臨む。

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 去る5月に東京ドームで実施されたルイス・ネリ(メキシコ)との一大決戦を制した井上。さらなる進化に向け、37歳の元世界王者を迎え撃つ“モンスター”がどんなファイトを繰り広げるかには、各国メディアからも熱視線を注がれる。

 英紙『The Standard』は、「ドヘニーにとってイノウエはキャリアで最も厳しい試練になる」と指摘。その上で国内のスポーツベッティングサイト『Betfair』の井上の勝利に対するオッズが「1/100」と圧倒的であることを紹介し、「イノウエは恐ろしいほどのパワーとハンドスピードを持っている。彼は間違いなくドヘニーを止める最初のファイターとなる」と強調した。

 また、ドヘニーの母国紙『Irish Sun』も「ドヘニーは日本で栄光を味わい、また次の勝利を渇望している。ただ、問題は彼が過去4階級で世界タイトルを獲得し、2階級で4団体統一王者となったナオヤ・イノウエという“怪物”と対戦していることだ」と指摘。その上で国内オッズの井上勝利が「−15000」と異次元と言うべき値になっていると伝えた。

 はたして、世界にその名を轟かせる「モンスター」は、絶対勝利を予想される一戦でいかなるパフォーマンスを見せるか。NTTドコモの映像配信『Lemino』で無料ライブ配信される世界戦のゴングの瞬間を待ちたい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]