「彼にできないことなんてある?」大谷翔平“偉業”目前にファンも熱狂!史上最速8月中の「40-40」ダブル王手に本拠地も興奮

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大谷が39個目の盗塁を成功。「40-40」まであと1本塁打・1盗塁となった(C)Getty Images

 ドジャース大谷翔平が現地時間8月21日(日本時間22日)、本拠地でのマリナーズ戦に「1番・DH」で先発出場。4打数1安打1盗塁の成績だった。チームは8-4で勝利してマリナーズ戦3連戦スイープを果たし、4連勝を飾った。

【動画】「40-40」の偉業へダブル王手!大谷翔平が39個目の盗塁を決めたシーン

 大谷は5回一死の第3打席で右前打で出塁すると、続く打者ムーキー・ベッツへの2球目で二盗を決めて39個目の盗塁を成功させると、本拠地のファンも興奮。これで「40-40」まであと1本塁打・1盗塁となった。米メディア『MLB.com』もXで「ショウヘイ・オオタニ、40/40シーズンまであと1本塁打と1盗塁」と、盗塁のシーンの映像を添えて伝えた。

 するとファンからは「MVP、そして私のアイドル」「オオタニは絶好調!40/40シーズンは伝説となるだろう」「彼にできないことなんてある?素晴らしい投手、打者、そして超速い??世代を代表するアスリート」と歓喜の声が多く寄せられ、偉業達成へ向けて大いに盛り上がっている。
 
 大谷は初回の第1打席は空振り三振、0-1で迎えた3回二死一塁の第2打席は四球で出塁すると、ムーキー・ベッツの適時二塁打で一塁から一気に本塁へ生還して2-1と逆転に成功した。

 5回は大谷の安打と盗塁を皮切りに一挙5得点を挙げてギルバートをマウンドから引きずり下ろした。6回無死三塁の第4打席は浅い左飛、8回一死一塁の第5打席は一ゴロに倒れた。

 前日の同戦は5打数2安打で、0-3で迎えた3回の第2打席で打球速度109.8マイル(約176.7キロ)の強烈なライナーで右中間を破る今季6本目となる三塁打を放ち、4年連続で300塁打を達成した。

 さらに、8回にも右翼への強烈なライナーの安打で出塁し、すかさず二盗を決めて今季38個目の盗塁。史上6人目の「40-40」まであと1本塁打・2盗塁となっていたが、この日でダブル王手となり、史上最速の8月中の達成が見えてきた。

 ナ・リーグ西地区首位に立つドジャースだが、2位以下のパドレスとDバックスも追い上げを見せている。打線はフレディ・フリーマン、マックス・マンシーも復帰。まずは地区優勝へ向けて自身もチームも勢いを加速させる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]