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大谷の見事な挟殺プレー回避に米メディアも絶賛した(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間8月19日(日本時間20日)、本拠地でのマリナーズ戦に「1番・DH」で先発出場。初回の第1打席に左前打で出塁し3試合連続安打を決めたが、相手投手のけん制で挟まれてしまうシーンがあった。しかし、大谷はうまくフェイントを入れ、相手の挟殺プレーを回避すると、回り込む形で一塁ベースにヘッドスライディングで帰塁した。

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 このプレーに、米メディアは大きく反応した。米紙「New York Post」のライアン・グラスピーゲル記者は「ほぼ99.6%はタッチアウトになるようなランダウンをショウヘイ・オオタニは見事に回避した」と投稿し、間違いなくアウトになってしまうシーンを“巧み”な技術でセーフにしたことに驚いていた。

 ドジャース専門メディア『Dodger Blue』も「オオタニは魔法のようなプレーを見せて一塁に戻った」と、表現している。

 大谷はこの日、3回の第2打席は中飛、6回の第3打席は二ゴロ、3-0で迎えた7回二死二塁の第4打席では四球を選んで出塁。3打数1安打の成績だった。3戦連発の40号本塁打は生まれなかったが、史上6人目の「40-40」まではあと1本塁打・3盗塁と目前に迫っている。

 ア・リーグ西地区首位のドジャースは、2位のパドレスと3ゲーム差、3位のDバックスには4ゲーム差と迫られている。再び独走状態に入るためには大谷のさらなる活躍が欠かせない。打線にはフレディ・フリーマン、マックス・マンシーも戻り、大谷とともにチームを引っ張る。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]