「この男は止められない」吉田正尚のメジャー初の代打本塁打に米メディア大絶賛「彼はすべてを打っている!」

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吉田は7試合連続安打と調子を上げている(C)Getty Images

 レッドソックスの吉田正尚は現地時間8月19日(日本時間20日)、敵地で行われたアストロズ戦の6回に代打で出場。メジャー初となる代打本塁打を放ち、米メディアから称賛の声が集まっている。

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 2-2で迎えた6回2死一塁。アストロズの先発・菊池雄星が降板し、右腕のテイラー・スコットに代わったところで代打で登場。カウント1-1から高めに外れた149キロの直球を強振すると、打球は逆方向の左翼席へ一直線。勝ち越しとなる9号2ランを放ち、打率を3割に乗せた。

 その後、DHで試合に出場し続けた吉田は、9回の第2打席で左腕のジョシュ・ヘイダーと対戦。10球粘った末に二ゴロに抑えられたものの、打率は.300をキープ。チームは9回にサヨナラ本塁打を浴びて敗れたが、吉田自身は7試合連続安打と着実に状態を上げている。

 吉田の活躍に、ポッドキャスト番組『Section10』で司会を務めるスティーブ・ペラルト氏は自身のXで「マサタカ・ヨシダはシーズン序盤は確実に退団すると感じていた。しかし今やメジャーの誰よりも集中している。スイングは今とても落ち着いている。投球に合わせ、毎シリーズ大ヒットを打っている。この男は止められない」と大絶賛した。

 また、ボストンスポーツニュースの『Boston Sports Gordo』はXに「マサタカ・ヨシダは別の惑星にいる!!!! あの球がどこにあるか見て! 彼はすべてを打っている!フィールド中にボールを撒き散らしている!」と動画付きで投稿。吉田の本塁打に驚きと興奮を隠しきれない様子だった。

 吉田はメジャー2年目の今季、5月に左手親指の付け根を痛めて負傷者リスト(IL)入りする苦しい時期もあったが、ようやく本来の打撃が戻ってきた。シーズン終盤、吉田のさらなる活躍が期待される。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]