24時間365日、最新の気象・防災情報を発信し続ける「ウェザーニュースLiVE」。YouTubeの登録者数は124万人を超え、日々の生活を支えるコンテンツとして、ますます多くの人に愛されています。この番組を毎日生放送でお届けしているのが気象キャスターたち。GetNavi webではそんな皆さんの活動を紹介するとともに、それぞれのプライベートな一面に迫った連載「夕虹は晴れ! ウェザーニュースキャスター」を展開。レギュラーでの連載は一度終了を迎えたものの、現在は不定期連載として復活し、再びウェザーニュースLiVEで活躍する皆さんにインタビューを敢行中。今回ご登場いただいたのは2023年10月に新たなキャスターとして加わった岡本結子リサキャスター。学生との二刀流を経て、現在は“夜の顔”として多くの笑顔と癒やしを視聴者に届けている岡本キャスターに、デビューからこれまでの10か月を振り返っていただきました。

 

<ウェザーニュースLiVE×GetNavi web連載>

【連載「夕虹は晴れ! ウェザーニュースキャスター」一覧はこちら】

岡本結子リサ●おかもと・ゆいこ・りさ…2000年1月30日生まれ。東京都出身。0型。ウェザーニュース気象キャスター。2023年にウェザーニューズ入社。現在、同社が配信する「ウェザーニュースLiVE」の気象キャスターとして活躍中。趣味・特技はピアノ、ダンス、フルートなど。X/Instagram

【岡本結子リサさん撮り下ろし写真】

 

ももとは同期というよりも、最初から友達に近い感じでした

──前回ご登場いただいた青原桃香キャスターとは同期になります。岡本さんから見た青原さんはどんなキャスターですか?

 

岡本 もも(青原桃香キャスター)の一番の魅力は、なんといっても笑顔ですね。どんな時でもずっと笑顔なんです。私はミスをしたり、困ったことがあると焦りが表情に出てしまうんですが、ももは何かあった時にこそ、ニコッと笑顔を見せる。誰にでもできることではないですし、あの笑顔はももの武器だなって思います。

 

──ごまかしの笑顔ではなく、周囲を安心させる笑顔ですよね。

 

岡本 そうなんです! ミスをしても、見ているこっちが“大丈夫だよ!”って許してしまえる空気を作り出せるし、そうやっていつも“ももワールド”に持っていく。そこがもものすごいところなんです。ほんと、ずるい!(笑) 私もあの笑顔が欲しいです。

 

──初めて会った時から印象は変わらないですか?

 

岡本 以前のこの連載インタビューでもももが話していましたが、会社近くの駅ですれ違ったのが最初で、その時は凛とした雰囲気と言いますか、少しクールな印象がありました。大人っぽいオーラもあったので、あまり話しかけてきてくれるタイプではないのかなと思っていたんです。でも、実際に話してみたらとっても気さくで、優しさかったです。

 

──ただ、その後、あまり研修で一緒になる機会がなかったとか?

 

岡本 はい。当時は私がまだ大学4年生でしたので、一緒に研修ができたのは1〜2回ほどでした。だからかもしれませんが、感覚としては、最初から同期というよりも友達みたいな感じでしたね。土日になると会える友達みたいな(笑)。

 

──打ち解けたのはいつぐらいだったのでしょう?

 

岡本 初めて一緒にご飯に行った時です。私は他人との距離を最初からグイグイと縮めるタイプなので、それまで〈結子ちゃん〉と呼ばれていたのを、私から「呼び捨ての〈結子〉でいいよ」ってお願いをして。その時、ももが「じゃあ、お互い敬語と“ちゃん”付けはなしにしよう」と言ってくれたので、そこからぐっと距離が縮まりました。

 

──番組内のクロストークでもときどき呼び捨てで呼び合っていますよね。

 

岡本 そうですね。ただ、クロストークではいつもちょっと不思議な感覚になります。ももとはクロストークをする機会があまりなく、6月に3か月ぶりぐらいに一緒になれたのですが、その時は妙に緊張しちゃって(笑)。“あれ? いつもどうやって話していたっけ!?”って頭の中が混乱していました(笑)。

 

──あのクロストークの場って、意外と互いの距離感の調整が難しい気がします。

 

岡本 そうなんです! リラックスできる時間ではあるのですが、視聴者さんの中にはキャスター同士の関係性を知らない方も当然いらっしゃるわけですから、普段話しているような感じをそのまま出していいものかどうか迷ってしまって。だからといってかしこまると、よそよそしくなってしまうので、その距離感が意外と難しいんです。

 

──岡本さんと青原さんはたまにお互いを呼び捨てにしてフランクなのに、会話の語尾だけは敬語になったりして、距離感がバグってるように感じる時があります(笑)。

 

岡本 はい(笑)。だから、本当は番組内ではお互い“ちゃん”付けで呼び合おうと決めていて、できるだけ敬語も使うように努力もしています。でも、たまに普段の感じが出て呼び捨てになってしまうんですよね。

 

 

沈んだ心を支えてくれた友人たちの存在

──岡本さんがキャスターデビューしてから約10か月になります。今はどんな心境ですか?

 

岡本 まだ実感がないです。先程もお話ししたように、今年の3月までは大学にも通っていて、キャスターに専念するようになったのが4月からなので、気持ちとしてはまだ4か月目という感じのほうが強いです。

 

──では、今少しずつ慣れてきているところでしょうか?

 

岡本 番組に毎日出ること自体には慣れました。でも、ある意味でお仕事に慣れることは一生ない気がしています。きっと、どれだけやっても緊張感はあるんだろうなって。3時間の生放送を集中力が途切れることなく最後までこなさないといけませんし、“あ〜、あれは言わなきゃよかったなぁ”と反省することも多く、それがこの先なくなることもないと思うんです。それに、そうした緊張感や反省を常に持ち続けるのは、必要なことでもあると思うんです。

 

──何気ないちょっとしたミスであれば、逆に切り抜き動画で視聴者に楽しんでいただけたりもしますしね。

 

岡本 切り抜き動画は怖くて見られないですね(苦笑)。

 

──これまで見たことは?

 

岡本 最初の頃は見ていました。けど、最近は全くです。自分でも、“私、何言ってるんだろう”とか、“何やっちゃってんだろう”ってツッコミたくなることが多いので(苦笑)。今年の春以降は特に番組に出る回数も増え、失敗する機会も多くなっていったので、そのことで一度深く落ち込んだ時期があったんです。それからは一旦、切り抜き動画を見るのを休憩しています。

 

──そんな時期があったとは全く気づきませんでした。

 

岡本 4月はぐぐぐ〜っと沈んでいましたね。1人のスタッフさんが気づいて、「どうしたの? 大丈夫?」って心配して声をかけてくださったほどで。原因は自分自身の不甲斐なさもありましたが、環境の変化も大きかったんだと思います。それまではずっと大学で友人たちと過ごしていたのに、4月になり、会う機会が急激に減っていったのが本当につらくて。それに、「ムーン」(午後8:00〜11:00)の時間を担当することも増えたので、慣れるまで体調を崩さないように心がけていたんです。4月は仕事以外の予定を全部なくし、お休みの日はひたすら体を休めるために家でじっと過ごすようにしていたのですが、そうしたらどんどん気持ちが塞ぎ込んでしまって。

 

──逆に心が内側を向いてしまったんですね。

 

岡本 そうなんです。ですから、自分は人と会ってなきゃダメなんだなって思いました。外に出て、周りからエネルギーをもらったほうがいいんだって。それで、5月からは友人と会う予定を入れたら、心も晴れやかになっていって。やはり持つべきものは友達だなって思いました。

 

──おっしゃるように、4月になって夜の時間帯を担当することが増えましたよね。

 

岡本 「イブニング」(午後5:00〜8:00)を経験することなく、4月の最初のお仕事がいきなり「ムーン」の担当でした。時間帯が夜に変わったので私も驚いたのですが、それでも普段から起きている時間ではあるので、大丈夫かなと思っていたんです。実際には夜の20時に体の感覚をベストの状態に持っていかなければいけないので、それが想像していたよりも大変でしたね。

 

── 夜の20時というと、一般的には一日の仕事を終えて、体を休める時間帯ですもんね。

 

岡本 本番を終えた後だと脳が覚醒してしまって、最初の頃は家に帰ってからもよく眠れないという状況が続いていました。今でも覚えているのが、「ムーン」に入るようになってすぐに大きな地震が起きたんです。番組後にスタッフさんからのフィードバックをうかがっているタイミングでしたので、そこから急遽2時間ほど番組出演を延長することになって。その日は緊張もあって帰宅後に一睡もできず、そこから2週間ほどうまく寝付けない日が続いたんです。

 

──では、5月になって少しずつ心も体も慣れていった感じですか?

 

岡本 はい。……と言いたいところですが、体が慣れたら慣れたで、いろいろと自分に足りないものが見えてきたので、結果的には全く慣れてないです(笑)。本当にまだまだ足りないことばかりなので。

 

──学業と両立をしていた時期とはまた別の悩みですね。

 

岡本 確かに。大学生だった頃はたくさん授業を入れていましたから、その大変さもありました。学校で友達と会えるのがうれしくて、毎日通っていて。履修内容を決めた時はまさか自分が気象キャスターになるとは思ってもみなかったので、自分で自分の首を締めることになっていましたね(笑)。

 

──本当に友達と会う時間を大事にされていたんですね。

 

岡本 4年生の時は特にそうでしたね。大学生活の最後の年ですし、たくさん思い出を作りたかったんです。でも、キャスターになってからは土日しか番組に出られないことで、会社の皆さんやキャスターの先輩方にご迷惑をかけてしまうのが申し訳なく、どっちつかずの自分の状況にはがゆさも感じていました。

 

──そうした悩みも友達に相談を?

 

岡本 いえ、しなかったです。自分でやりたくてキャスターになったのに、始めたばかりでいきなり弱音を吐きたくなくて。それに、友人たちといる時は楽しい時間を過ごしたかったので、みんなの前ではいつもどおりにして、悩むのは一人になった時だけにしようと決めていました。気持ちが相当ぐちゃぐちゃになって、落ち込むことも何度かありましたけど、でも今は、逆にその経験があってよかったなって思っています。

 

──それはなぜでしょう?

 

岡本 もともと悩みがあっても一人で解決しようとするタイプで、周りの人に自分の弱音を吐き出すほうではないんです。ですから、あの苦悩した時期があったおかげで、より自分の中で気持ちを切り替えたり、心をリセットさせることがうまくなったなって思うんです。

 

──なるほど。ちなみに大学の友達との思い出はたくさん作れたんですか?

 

岡本 はい、たっぷりと(笑)。特に3月は「卒業旅行に行きたいです」と会社に相談させてもらっていたのですが、先輩方もスタッフさんも快く、「行っておいで!」と言ってくださったので、そのお言葉に甘えさせていただきました。なんて素敵な職場なんだろうと思いましたし、本当に皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

 

「災害注意体制」や「災害警戒体制」の時こそ、強い使命感が湧き上がってきます!

──デビューした日のことは覚えていますか?

 

岡本 もちろんです! お披露目の後に、ももと一緒に1時間半ずつ番組を担当させていただきましたが、あっという間でした。本当はバラバラでデビューする予定だったんです。私が先で、2週間後ぐらいにももがデビューするという流れだったのが、諸事情で私のデビューが遅れることになって。最終的に同じ日になったので、私としてはももがいてくれてすごく心強かったです。

 

──緊張はされましたか?

 

岡本 自分ではそんなつもりなかったのですが、当時の映像を見返すと、明らかにガチガチな顔をしているのが分かりますね(笑)。

 

──デビュー前の研修はいかがでしたか?

 

岡本 すごく大変でした。基本的に学校がお休みの時だけでしたので、どうしても回数自体が少なくて。フリートークの練習とかも、それまでやったことがなかったので、初日は泣きそうになりながら帰ったのを覚えています(笑)。思えば、デビューしてからも大変なことがたくさんありましたが、研修の時期が一番不安でした。“私、本当に大丈夫かな……”って毎日思っていましたから。

 

──それだと、デビューが決まった時もかなりドキドキだったのでは?

 

岡本 最初にデビュー日の話を聞いた時は、“いやいや、ちょっと待ってください”って感じでした(笑)。“どうなっても知りませんよ!?”って。でも、私が抵抗したところで予定が覆るわけもなく、最後は「いつデビューしたとしてもきっと完璧にこなせるなんてことはないでしょうし、それなら今週だろうと来週だろうと、いつでも大丈夫です」とお伝えしました(笑)。

 

──開き直ったんですね(笑)。

 

岡本 はい。むしろ、どうせ失敗して落ち込むのなら早い方がいいんじゃないかと思って。

 

──でも、デビュー日の放送を拝見しましたが、大きなミスをすることもなく番組を進行されているように感じました。

 

岡本 本当ですか!? そう言っていただけるとほっとします。

 

──自分の中で落ち着いて番組を進行できるようになってきたかなと感じたのはいつぐらいですか?

 

岡本 それもやはり4月以降でした。それまでは出演が土日だけでしたので、平日を挟むたびにどうしても感覚がリセットされてしまっていたんです。同じく学生時代にキャスターデビューをされたみーちゃん(戸北美月キャスター)も「多分慣れるのは4月になってからだと思うよ」と言ってくださったのですが、本当にそうでした。昨年のデビューから今年の3月までは、ずっと“デビュー1か月目”みたいな感じが続いていて。とはいえ、いつまでも新人みたいな進行をしていると、“この子は全然成長しないな”と思われてしまうので、それがプレッシャーにもつながったりして。それに、ももとも実力や経験でどんどん差が出てしまうので、その焦りもあり、最初の頃はしばらく家に帰ってずっと一人で泣いていましたね。

 

──普段から 一人で抱え込んでしまうタイプですか?

 

岡本 かなり(苦笑)。人前で弱音を吐くのが苦手で、涙も見せたくないんです。ただ、先程もお話ししたように、ある日、スタッフさんに呼ばれて、そこで初めて人前で泣きました。私の異変に気づいて、あまりにもつらそうだと心配してくださったそうなんです。その時に少し気持ちも切り替えられたのですが、4月になり、毎日番組に出るようになったらそれまでとは別の緊張や焦りなどがあり、また気持ちが沈んでしまって。その時も、同じスタッフさんに相談に乗ってもらっていたら泣いちゃいましたね。普段他人に相談しないだけに、誰かに話しを聞いてもらうと、感情が止まらなくなってしまうみたいです。

 

──そうした緊張や焦りからはどのように立ち直ったんですか?

 

岡本 友人たちと会う時間が増えたことで気持ちが落ち着くようになりましたし、今はとにかく、どんなことでも楽しむようにしています。私の場合、今までもそれで気持ちが切り替えられることが多かったんです。それこそ、ウェザーニュースLiVEのキャスターオーディションの時も、心の中で“楽しい!”と思い込んでやっていました。

 

──実際にオーディションでは緊張されなかったのでしょうか?

 

岡本 面接で緊張した記憶はないです。あとで面接官だった方に、「応募者の中で結子が一番笑ってたよ」って言われたぐらいです。私はそんなに笑っていた自覚がないんですけどね(笑)。控室でも周りの参加者にたくさん話しかけていたそうなんですが、それも記憶になくて。でも、番組でもそうですが、本人が楽しんでいる様子って、きっと見ている側にも伝わると思うんです。ですから、お天気が穏やかな日の放送では常に楽しむことを心がけていますね。

 

──とはいえ、刻々と変化していく天気を相手にしているだけに、時には笑顔を出せないこともあるでしょうし、気象状況に合わせて表情や雰囲気の度合いを変えていくのは大変だと思います。

 

岡本 「災害注意体制」や「災害警戒体制」(放送時に黄色の帯、赤の帯で表示)の時は特にそうですね。ただ、自分としては通常放送よりも「災害注意体制」「災害警戒体制」の時のように冷静に情報をお伝えするほうが合っているような気がします。通常放送では視聴者が飽きないように何か面白いことを言おうとするんですが、たまに空回ったりして、自分でも“無理して顔がひきつっているな”って思うことが多いので(笑)。逆に、「災害注意体制」や「災害警戒体制」のように注意喚起を促す情報をお届けしている時は、“自分のこの言葉を多くの人に伝えなければ”という使命感が湧いて、すごく集中できるんです。

 

──そうした情報を伝える仕事に興味を持ってウェザーニュースLiVEのキャスターに応募されたのでしょうか?

 

岡本 それもありますし、小さい頃から人前に出る仕事に憧れがあったんです。ただ、両親から高校生までは禁止されていて、オーディションなどを受けたこともありませんでした。大学に進学してからは逆に、「何でも好きなことをしなさい」と言われ、周りにアナウンサーを目指している学生が多かったこともあり、どんどんとキャスターの仕事に興味を持つようになりました。自分は何が好きなんだろうと考えた時、人とお話をするのが大好きだし、自分の言葉で何かを伝えることや、それが誰かの役に立つということにすごくやりがいを感じて。

 

──そこからは目標がブレることもなく?

 

岡本 いえ、そんなに簡単にうまくいくわけもなく、就活では一般の企業も受けて、内定もいただきました。だから、“この先、もう人前に立つことはもうないだろうな”と思っていたんです。そしたら、たまたまウェザーニュースLiVEのキャスターオーディションがあることを知って、“これだ!”と思ったんです。

 

──すごいタイミングですね。

 

岡本 本当に! 初めて受けたオーディション自体がウェザーニュースLiVEでしたし、まさかそこで受かるなんて、驚きの連続でした。

 

──ウェザーニュースLiVEのことはご存知だったんですか?

 

岡本 知っていました。大学1年生の時だったと思うのですが、偶然TikTokで切り抜き動画が流れてきて、“この番組のキャスターさんにはどうやったらなれるんだろう?”と思った記憶があるんです。その後もときどきキャスターを募集しているのは知っていて。そうしたら就活していた大学4年生のタイミングで応募があったので、“これは受けなきゃ!”って思ったんです。友達にも「本当に良かったね」って言われます。

 

──ご家族の反応はいかがでしたか?

 

岡本 両親はキャスターになることを応援してくれていたので、受かった時はびっくりしながらも、すごく喜んでくれました。

 

──実際にキャスターになった今、ウェザーニュースLiVEの良さはどんなところだと感じていますか?

 

岡本 これはウェザーニュースLiVEのキャスターになりたかった理由の1つでもあるのですが、お天気のことだけじゃなく、地震の情報も発生からいち早くキャスターが伝えられるところです。皆さんの生活に直接役立つ仕事がしたいというのが私の一番の思いとしてありましたので、気象と地震の両方を伝えられるところにとても魅力を感じています。

 

──だからこそ、「災害注意体制」や「災害警戒体制」の時はより強い使命感が湧くのかもしれないですね。

 

岡本 実力的にはまだまだですけどね(苦笑)。ただ、私はなぜか番組を担当している時に地震が起きることが多く、4月に入ってすぐに地震が起きた際、一緒に番組を担当していたスタッフさんから地震速報の対応を褒めていただいたことがあったんです。その方は私が番組を面白くできないことに悩んでいたのもご存知だったようで、「岡本さんは丁寧に落ち着いて情報を伝えられるのがいいところだから、その良さをこれからも伸ばしていってほしい」とおっしゃってくれて。それからは、天気が荒れている時や緊急の速報が入った時はより頑張ろうという気持ちが強くなりましたね。

 

自分でキャッチコピーを付けた罰ゲームは黒歴史です(笑)

──気象キャスターになって、どんなところに面白さを感じていますか?

 

岡本 やはり視聴者の方から「この番組を見ていて助かった」といったコメントをいただくとうれしくなります。それに、気象解説員の皆さんから天気に関するお話を聞くのがすごく楽しいです。きっと天気図が読めたり、数時間後の天気を予想できたりすると毎日が面白いだろうなと思いますし。気象予報士の資格にもいつか挑戦してみたいという気持ちがなくはないのですが、今は番組をしっかり進行できるようになるのが先決なので、資格に関してはまだ先になりそうです(笑)。

 

──どんどんと気象にも興味を持つようになってきているんですね。

 

岡本 はい。生活における気象情報の大切さを改めて感じるようになりました。というのも、私は東京で生まれ育ったので、今までは大雨による土砂災害などのニュースを見ても、どこか非現実的に感じていたんです。でも、キャスターになり、毎日天気と向き合っていると、そうした被害をできるだけ小さくするためにも気象予報がいかに大事かを痛感して。冬の雪にしても、地域によってどのような影響を及ぼすか分からない。東京だとちょっとした積雪でも交通が麻痺することがあるわけですし。ですから、予報士さんが話す言葉をしっかりと聞き、たとえ「災害注意体制」や「災害警戒体制」でなくても、天気の情報は緊張感を持って伝えるように心がけています。

 

──番組で特に意識しているのはどんなことでしょう?

 

岡本 全国のお天気をお伝えしている番組ですので、偏った地域に関するコメントばかりにならないよう、フラットに情報をお届けしていくこと。それ以外にも、言動には気をつけるようにしています。これまでにも何度か思わぬ伝わり方をしたことがあったんです。番組中、イヤホンを通してスタッフさんから指示された言葉を間違えて解釈し、視聴者さんに“この子は何を言っているんだ!?”と思わせてしまったこともありました(苦笑)。生放送だけに、一度口から出てしまったものはなかったことにできないですし、それを思うと、いつも完璧に進行されていたり、たとえミスをしても、それをごく自然な流れで訂正していく先輩方は本当にすごいなと感じます。

 

──では、番組の中で好きなコーナーはありますか?

 

岡本 特定のコーナーではないのですが、「ムーン」の22時からの30分間が好きですね。天気が荒れていない時は担当キャスターに合わせたコーナーをスタッフさんが考えてくださったりするんです。その日の打ち合わせの時に、「今日は何をやりたいですか?」とか、「最近どんな楽しいことがありましたか?」と聞いてくださり、そこで出た話題に合わせた番組作りをしていただけるので、いつもすごく楽しいです。それに、「ムーン」は比較的まったりとした時間が多いのですが、特に22時からはラスト30分も含めて、一日の終りという感じがして大好きです。

 

──「ムーン」といえば、『キーワードランキング』のクイズがありますね。以前はとても苦戦されていましたが、最近の勝率はいかがですか?

 

岡本 調子は悪くないと思いますよ(笑)。決して正解率が高いわけではないのですが、連敗をあまりしなくなった気がします。「アフタヌーン」(午後2:00〜5:00)の時に13連敗という記録を出してしまったのですが、当時はそこまで連敗が続いているという感覚がなくって。あやちさん(松雪彩花キャスター)の10連敗記録に並んだあたりから、周囲や視聴者さんがザワザワし始めたんですよね(笑)。あの時は、自分でも何がどうなっているのか分からなかったです。きっと視聴者さんも、私のことを“土日だけ番組に出演しては確実にクイズを外して、また平日にいなくなる子”という印象だったと思います(笑)。

 

──土日は罰ゲームもあるから大変でしたよね。

 

岡本 そうなんです。気づいたら罰ゲームというものが増えていて。一番つらかったのが、「自分のキャッチコピーを考えてください」というお題でした。学生時代に〈結子姫〉というあだ名で呼ばれていたことがあったのと、小さい頃からプリンセスが好きだったこともあって、〈週末プリンセス、結子姫〉というキャッチコピーを番組内で発表したんです。あれはもう完全に黒歴史ですね(笑)。

 

──最近は〈結子姫〉という呼ばれ方が定着しているような気がします。

 

岡本 それと、〈こりさ〉も多いですね。あだ名に関しては、もう皆さんが好きなように呼んでいただければと(笑)。

 

──(笑)。では、今後番組でやってみたいことは?

 

岡本 以前、スタッフさんにも聞かれたことがあって、その時は「動物に会いたい」とお答えしました。特にカワウソを見てみたくて。それをどう、お天気と絡めるのかという問題がありますが(笑)、スタッフさんは「いいですね!」と言ってくださったので、もしかしたら前向きに企画を検討していただいているのかもしれません。また、同年代のキャスターさんとロケもしてみたいです。みーちゃんや(小林)李衣奈さん、それに(小川)千奈さんとは年齢が同じなので、いつか同年代組で何か企画をさせてもらえたらなと思っています。

 

──学年が同じキャスターさんがいると気持ちのうえでも安心できますか?

 

岡本 私の中ではやはり皆さんは先輩という感じですね。ただ、みーちゃんは特別と言いますか、同じ学生デビューでしたので共通するところも多く、2人にしか分からない悩みなどをいつも寄り添って聞いてくださったんです。それが本当に心強かったので、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

──また、7月には初めてサポーターの皆さんと直接触れ合うイベントに参加されました。始まる前はどんなお気持ちでしたか?

 

岡本 とにかく楽しみな気持ちでいっぱいでした! 正確には楽しみ9割・緊張1割ぐらいでしたが(笑)、デビューした時からずっと皆さんと実際にお会いする機会が欲しいと番組でも話していたので、イベントに参加できると聞いた時は念願が叶ったうれしさでずっと浮かれてました。参加が決まってからイベント当日までは、ずっと何を着ようか、どんな髪形、ネイルにしようかといったことばかり考えていました(笑)。

 

──本番ではどんなことが印象に残っていますか?

 

岡本 ステージに上がって、サポーターの皆さんが私の名前の入った団扇やボードを持っているのを見た瞬間が忘れられないです! 映画館に入ってスタンバイをしていた時、今までになかった緊張感が込み上げてきて、ももと手を握り合っていたほどだったんですが、実際にステージ上からの景色を見た瞬間にうれしい気持ちでいっぱいになりました。私はもともとアイドルが大好きで、ステージ上のアイドルに向かってペンライトを振ったりしていた側だったので、皆さんが私の名前の入ったものを見せてくださったり、ペンライトを振ってくださったりしているのがとても新鮮で。私はアイドルでもないのにこんなふうに応援してくださる方がいらっしゃるんだなと……少し恥ずかしい気持ちもありました(笑)。

 

──最後の挨拶では思わず涙もこぼされていましたが、あの時はどのような感情が湧いてきたのでしょう?

 

岡本 あの時はいろんな感情が入り混じって気付いたら涙が出ていたので、正直自分でもなんの涙だったのか分からないんです(笑)。ただ、間違いなく視聴者の皆さんへの感謝の気持ちが一番大きかったですね。いつも番組内やSNSでも支えてもらっていますが、やっぱり直接皆さんのお顔を見られたことがうれしく、私が手を振ると笑顔で手を振り返してくださったり、「会いたかったよ」「ずっと楽しみにしてたよ」って温かい言葉を掛けてくださって、改めてこんな私でも応援してくださる方がいらっしゃるんだなと実感しました。私が誰か1人の活力になれているのならそんなにも幸せなことってないですし、「このお仕事をしていて良かったな」って心から思いました。お会いしたことのない方に支えられるという経験が初めてだったので、言葉にできない感情が溢れてしまいました。やっぱり皆さんと直接お会いできて良かったですし、これからは私が皆さんに何かお返ししたいなと思いました。

 

──最後に今後の目標を教えてください。

 

岡本 目標はたくさんありますが、そのなかでも一番は、信頼してもらえるキャスターになることです。デビューしたばかりの頃は「皆さんに愛されるキャスターになりたいです」と話していた記憶があるのですが、それよりも今は、頼りにされるキャスターになりたいという気持ちが強いんです。それは視聴者さんだけじゃなく、先輩方やスタッフさんに対しても同じで。「岡本だと安心できる」と思ってもらえるような存在になりたいですね。また、そのためにというわけでもないのですが、いつか「モーニング」(午前5:00〜8:00)と「サンシャイン」(午前8:00〜11:00)も担当してみたいです。夜帯の番組は帰宅の時間や翌日のお天気をチェックするためにご覧になる方が多いのに対し、朝の時間帯はその日一日の天気をチェックされる方が多いので、朝の支度など忙しい時間帯でもありますし、より端的にしっかりと気象の情報を伝えていかなければいけない。きっと、他の時間とは違った緊張感ややりがいがあると思うので、経験してみたいんです。

 

──同期の青原さんはすっかり朝の顔になっていますね。

 

岡本 ももとは担当する時間帯が本当に真逆なんですよね。ももの番組で一日が始まって、私の「ムーン」で終わるということも多くて。会社ですれ違うこともほとんどないのですが、お互い番組の動画を見ていますし、頑張っている姿に元気をもらっています。

 

──先日も青原さんにお菓子をもらったと番組の中で話されていました。

 

岡本 そうでした。私がサンリオ好きなのを覚えてくれていたみたいで、クロストークの後にサンリオのキャラが載ったお菓子をくれて。見事に餌付けされました(笑)。ももに限らず、私が番組内で話したことや私の好みを他の先輩キャスターさんも覚えてくださっていて、いつもプレゼントしてくれるんです。贈り物自体もそうですが、そうやって私のことを気にかけてくださるのが本当にうれしいですね。

 

《岡本キャスターに15の質問!》

 

Q1.ご自身ではどんな性格だと思いますか?

岡本 負けず嫌いですね。すっごく……とっても……(笑)。子どもの頃からピアノやバレエなど習いごとをたくさんしていて、すべてにおいて“一番になりたい!”という性格でした。例えば学校の合唱でも、伴奏者を決める時に“絶対に自分がやるんだ!”と思い、実際に中高とも伴奏を担当したり。そうした負けず嫌いな一面は家族に思いっきりバレていて、先日も父に「あなたはきょうだいの中で一番野心が強い」と言われました(笑)。

 

Q2.友達からよく言われる第一印象は?

岡本 「初対面の時は怖そうだった」とか、「何を考えているのか分からなかった」と言われることが多いです(笑)。心や感情が読みづらいみたいですね。でも、決まってその後に、「想像以上に話しやすかった」とポジティな言葉を言ってもらえます。「怖そう」と思われるのは自分でもなんとなく分かるので、最終的にいい意味でのギャップを持ってもらえるのはうれしいですね。

 

Q3. 学生時代はどんなキャラでしたか?

岡本 周りの友人たちに助けてもらうことが多かったです。地図が読めない時とか(笑)。それに、運転免許を持っていないので、みんなでドライブに行く時は、「結子はしゃべってくれているだけでいいよ」って言われたり(笑)。私は一浪して大学に進学したので、同学年の友人はほとんどが年下なんです。だから、いつも年下の仲間に支えてもらっていたのですが、それでもいざという時は相談されることも多かったです。普段は妹的な立ち位置だけど、最後には「やっぱりお姉さんだね」と言って頼ってもらえる。それがうれしかったですね。今でも後輩から就活や恋愛の相談をされることが多いですよ。普段は自分自身のことが全然分からないのに、そうやって相談に乗って考えを話していたりすると自分を冷静に分析することにもつながるので、“もう、何でも聞いて!”って感じです(笑)。

 

Q4.MBTI診断では「ESFP型」だったそうですが、この結果についてはどう感じていますか?

岡本 最初はピンとこなかったんです。でも特徴を調べた時、ESFP型は〈とにかく人が好き〉と書いてあったんです。それを読んで、“私だ!”と思いました。今年の4月に気持ちが落ち込んだのも友人たちと会える時間が減ったからでしたし。やっぱり誰かと一緒にいるのが安心できるみたいです。

 

Q5.番組でのいつも楽しそうな笑顔が印象的ですが、明るさの秘訣は?

岡本 私、皆さんが思っているほど明るくないんですよ(苦笑)。そんなに陽気なキャラでもないですし。ただ、人前で落ち込んだ姿を見せないようにしているので、明るい印象があるのかもしれないですね。これは家族の影響が強くて。母から「自分でやると決めたことは笑顔でやり通しなさい」「周りの雰囲気を悪くするような表情を見せないようにしなさい」と言われて育ったので、それが今も活きているんだと思います。

 

Q6.休日の過ごし方の理想と現実は?

岡本 午前中は早い時間に起きて朝活をする。オシャレなカフェに行って朝ご飯を食べて、ピラティスやジムで体を動かし、午後は友人たちと遊んで、夕方からゆっくりと家族と過ごしたら「おやすみなさい」と就寝。……これは本当に理想ですね(笑)。現実は自分でも話しながら笑っちゃうぐらい、全くそんなことはないです(笑)。実際に実行しているのは大学時代の友人たちと過ごすということぐらい。ただ、月に1〜2回ほど本当に疲れている時があるので、そんな日は何も予定を立てずに家にいて、一日中、映画を観たりしています。

 

Q7. 毎日欠かさずしていることは?

岡本 眠る前にスケジュール帳に日記を書いたり、それを読み直したりしています。日々の予定はスマホにメモしているのですが、スケジュール帳にはどんな一日を過ごしたのかとか、誰と会ったのかといったことを書いていて。それをあとで見返すことで、当時のいろんな思い出が甦ってくるんです。これを高校生の頃からずっとやっています。スケジュール帳の最後のページのメモ欄には「やりたいことリスト」を100個くらい書いていたり、悔しかったことやうれしかったことなんかも書き留めていて。ですから、これまでのスケジュール帳を読むと、私がどんな人間なのかが一発で分かります。それだけに、家族にも絶対に見せられないですね(笑)。

 

Q8.これまでで思い出に残っている天気や気象はありますか?

岡本 中学2年生の時と、高校3年生の時に経験した大雪ですね。特に高校生の時は受験生だったこともあって、電車が止まるほどの積雪があったのを覚えています。番組で大雪の情報を見ると、今も脳裏に当時の景色が広がります。

 

Q9.他のキャスターさんに「ここは負けない!」というものは?

岡本 友達を大切に思う気持ち。大学を卒業したばかりですし、今でもすぐに会える身近な存在だからかもしれませんが、友人たちと会うのが私の生きる活力になっています。……と、言いつつ、先輩方のお友達事情を知らずに語っているので、「絶対に負けない」とは言い切れないのですが、それぐらい友人たちが大切で、大好きだということです。

 

Q10.“プリンセス好き”のエピソードを1つ教えてください。

岡本 物心ついた頃から大好きでした。ディズニーストアで買えるようなプリンセスのドレスをたくさん持っていて、いつもそれを着て母と一緒に兄の幼稚園のお迎えに行ったりしていましたね。プリンセスが登場するディズニーアニメは全部観ていて、一番好きなのはオーロラ姫(『眠れる森の美女』)です。どの作品も観るたびにため息が出るほど感動して、「あ〜、プリンセスになりたい……!」って今でも思っちゃいます(笑)。

 

Q11.最近のオタ活事情を教えてください。

岡本 番組でも時々お話ししていますが、ずーっとアイドルを追いかけています。各坂に推しがいて、日向坂46だと加藤史帆ちゃん、乃木坂46だと池田瑛紗ちゃん、櫻坂46だと山下瞳月ちゃんが大好きです。それとK-POPも大好きですね。BLACKPINKやNewJeansが好きで、先日のNewJeansの東京ドームのライブも観に行きました。推しはダニエルです。もともとオタ活を始めたきっかけが小3の時に好きになったAKB48のあっちゃん(前田敦子)で。今でもアイドル時代の映像を見返すぐらい好きです。アイドルの良さはみんなキラキラしているところ。アイドルからしか得られない栄養がたくさんあるので、私には欠かせない存在です。

 

Q12.学生時代にダンスをされていたそうですが、得意なダンスは?

岡本 「ガールズ」というちょっとお姉さん系のダンスが好きです。かわいい振付のダンスやヒップホップはあまり得意ではなくて。高校生の時にダンス部に入っていて、体育祭ではチアもちょっとだけやりました。

 

 

Q13.夏におすすめの映画は?

岡本 いっぱいありますけど、一本を選ぶなら『マンマ・ミーア!』。真夏を舞台にした物語ですし、小さい頃に初めて観て、今も夏になると必ず一度は観ます。楽曲も好きで、よく聞きながら出勤していますね。他には『ゴシップガール』など、かわいいお洋服や小物がたくさん出てくる作品が大好きです。

 

Q14.ご自身を家電で例えると?

岡本 ステレオのスピーカー。友人に言わせると、私ってずっとしゃべっているそうなんです(笑)。ちょっと会話が途切れた時とかも、絶妙なタイミングで新しい話題を出すらしくて。これ、褒め言葉らしいのですが、“もしかして、うるさいってことなのかな”と思ったりもします(笑)。大人数のグループでいると、なかには人見知りな性格だったり、会話が苦手な子もいるので、そういう時はよく感謝されます。

 

Q15.普段愛用しているアイテムを教えてください。

岡本 匂いフェチで、いつも好きな香りに包まれていたいんです。だから、甘い匂いのハンドクリームとリップは必ず持ち歩いています。髪につけるバームもそうですね。うっかり香水を忘れた日は一日中、落ち込んじゃうぐらいです(笑)。また、かわいい小物も大好きで、本のしおりは天使の絵柄のものを愛用しています。以前、番組の中で幻想的な雲の写真を見ながら、「天使がいそう」という話をしたのですが、その時の私の頭の中にはこのしおりの天使が浮かんでいました。

あとは……本当は愛用アイテムとしてスケジュール帳も紹介しようと思ったのですが、実物の写真が掲載されることで、何かの拍子で家族に見つけられたら生きていけないぐらい怖いので、今回は持ってきませんでした(笑)。

 

岡本結子リサさんのサイン入り生写真を3名様にプレゼント!

<応募方法>

下記、応募フォームよりご応募ください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSePfDBqMCq06Jv5p5gbms_aZkypO4uxiyfRA5F4Uqs6wrqeZg/viewform?usp=sf_link

※応募の締め切りは9月19日(木)正午まで。
※当選は発送をもってかえさせていただきます。
※本フォームで記載いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的での使用はいたしません。また、プレゼント発送完了後に情報は破棄させていただきます。

 

 

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撮影/中村 功 取材・文/倉田モトキ