Photo: Kyle Barr / Gizmodo

Apple(アップル)が今年リリースした空間コンピュータApple Vision Pro。高額なこともあり、瞬間風速こそ高かったものの、(今はまだ)あまりにニッチな存在です。今後、安価モデルが出るという噂は尽きませんが、Vision Pro開発チームが作っているのはそれだけじゃないようです。スマートグラスにも着手しているみたい。

ヘッドセットではなくスマートグラス

Appleの事情通として知られるマーク・ガーマン氏が、自身のニュースレターのなかで軽く触れたのがAppleが開発するスマートグラスの存在。ヘッドセットよりもずっと軽装のAR機能がついたメガネです。ガーマン氏は以前から、Appleスマートグラスの存在を示唆していました。

Appleスマートグラスに搭載されるのは、写真を撮るカメラとオーディオ再生システム。さらに、見るものを認識するAI機能。当然、ライバルとなるのはMetaとレイバンがコラボ制作しているARグラスでしょうが、こちらはこれらの機能をすでに搭載済み。また、9月に開催予定のMeta Connectで、Metaはスマートグラスの新モデル発表も期待されています。

Appleがスマートグラスを発表すれば後発組となり、Metaにどこまで追いつけるかが勝負。とはいえ、技術で後発となるのはAppleではよくあることなので、大きなハンデにはならないのでしょうが。

ティム・クックCEOが、以前描いた構想にはなかったはずのスマートグラス。重さ、電源との接続方法など、絶対的な解決策を見出せないまま。しかし、Vision Proと同じくスマートグラスの開発も行なっているとしたら、やっぱり未来はそっちの方角にあるということ、かな。

Source: via 9to5Mac

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