【既婚者500人】生々しい「義両親との関係」リアル事情! 「実の両親よりいい」「横柄で嫌い」…40代以上は“不満”傾向?
お盆休み中、義実家に帰省しているという人も多いと思いますが、あなたは義理の両親と仲良しですか? それとも不満がありますか? AlbaLink(東京都江東区)が運営する“訳あり不動産”情報メディア「高く売る不動産」が、「義両親との関係」に関する意識調査を実施。その結果を発表しました。
「私たちが大変なときは関わってこないくせに…」
調査は2024年7月5日から同月11日、既婚者を対象にインターネットリサーチで実施。計500人(男性121人、女性379人)から有効回答を得たものです。なお、回答者の年代は、10代0.6%、20代12.6%、30代44.0%、40代26.6%、50代以上16.2%となっています。
全回答者に「義両親と会う頻度」について聞いたところ、最も多かったのは「年1〜2回」(29.8%)で、全体の3割近くとなりました。次いで「年数回」(26.2%)、「月数回」(15.2%)と続いています。「飛行機で帰省する距離だけど、2〜3ヶ月に1回は会っている」という声や、反対に「二世帯住宅だけど月1回しか会わない」という声もあったといい、同社は「義両親と会う頻度は物理的な距離のほか、『心の距離感』にも左右されると分かります」と分析しています。
「義両親との関係」についても聞くと、「とても良い」(26.2%)、「まあ良い」(60.0%)と答えた人が合わせて86.2%となり、全体の9割近くを占める結果に。義両親によるいじめ、嫁姑の確執…といった話はよく聞かれますが、実情は義両親とうまくやっている人が多数派のようです。
「義両親との関係が良いと感じる」と回答した人に、その理由を聞いてみると「金銭的援助はしてくれるのに、わが家の方針には口を出さないから(20代女性)」「会うといつも快く迎えてくれる。価値観を尊重してくれる(40代女性)」「実の両親よりずっといい関係です。実の両親と冗談などを言い合ったことはないのですが、義理の両親は関西出身だけあって『笑わせてなんぼ』という気持ちが強く、いつも笑い声が絶えない家庭で居心地がすごくいいです(50代以上男性)」などのコメントが寄せられました。“金を出して手も動かすが、口は出さない”という義両親に感謝している人や、「いい人たちなので、人間的に好き」という人もいることがうかがえます。
ただし年代別に見てみると、40代以上では、30代以下に比べて「やや悪い」「悪い」の比率が大きくなっていることが明らかに。結婚生活が長くなるほど、義両親への不満がたまってくる人も多いのかもしれません。
義両親との関係が「悪い」と感じる理由について、コメントでは「ほとんど会うことがないので、なかなか仲良くなれない(30代男性)」「干渉しすぎ。わが家にアポなしで来たりするので、ケンカになり仲が悪いです(40代女性)」「私たちが大変なときは関わってこないくせに、自分たちが困ると連絡が来る。孫に対しても嫁に対してもとにかく横柄な態度で嫌い(50代以上女性)」といった生々しいエピソードが集まりました。
「義両親とうまく付き合うための工夫」について聞いた結果、1位となったのは「距離感を保つ」(114人)でした。「なるべく深く関わらず、世間話のみで解散する(20代女性)」「頼りすぎない。必要以上に会ったり連絡したりせず、近すぎない距離感をキープする(30代女性)」「頼りすぎず、干渉しすぎないことでしょうか。価値観や意見が違うのは当たり前なので、付かず離れずがいいと思います(50代以上男性)」などのコメントが寄せられたほか、「距離を置くことで相手に優しくできるようになった」という人もいたということです。
調査結果を受けて、同社は「義両親とうまくやっていくコツはさまざま寄せられましたが、どの工夫が有効かは義両親の性格によって異なります」「義両親のことをよく知っているはずの配偶者に相談しつつ、ストレスなくお付き合いできるといいですね」とコメントを寄せています。あなたは、義両親と良好な関係を築けていますか?