酷暑でも「風呂キャンセル界隈」? バスリエが若者の“風呂嫌い”率を調査
面倒臭くて風呂やシャワーを“パス”する人たちを指す「風呂キャンセル界隈(かいわい)」というワードが「X」でトレンド入りし、話題になりました。風呂に関わる企画・開発・販売などを行うバスリエ(千葉県我孫子市)が、入浴習慣に関するアンケートを実施し、10代以下の若者が“風呂嫌い”だったと紹介しています。
アンケートは、2023年5月〜2024年7月13日にかけて、「お風呂メディア」を閲覧した男女に実施。136人の回答を元に作成しています。136人のうち、男性が17.6%、女性が82.3%で、10代以下が48.5%(66人)、20代が25.7%、30代が9.5%、40代が9.5%、50代が3.6%、60代以上が2.9%。
まず、「お風呂は好き? 嫌い?」と質問したところ、「好き」が23.5%、「どちらかというと好き」が21.3%で計44.8%、一方、「嫌い」は21.3%、「どちらかというと嫌い」は33.8%で計55.1%という結果でした。
10代の回答では、「嫌い」と「どちらかというと嫌い」の回答が計63.6%まで上り、6割の人が“お風呂嫌い”だということがわかったということです。
10代の入浴頻度をみてみると「ほぼ毎日つかる」が33.3%と最も高く、次いで、31.8%の「ときどきつかる」、22.7%の「あまりつからない」、12.1%の「シャワーのみ」という順番でした。
10代に「お風呂嫌いな理由は?」と聞くと、「時間がかかる」と「その他の理由」が同じ66.6%と最も多く、続いて、40.4%の「準備や掃除が面倒」、7.14%の「家のお風呂が狭い」、4.7%の「光熱費/水道代がかかる」という順でした。
同社は、調査結果を受けて、「お風呂時間を動画鑑賞や歌をうたうなどの好きなことをする時間とすることで、嫌いから好きに変わっていくこともあるかと思います」とコメントしつつ、「お風呂そのものにも心身に非常によい影響があるので、ぜひ今一度入浴の工夫を行って、“お風呂嫌い”から“お風呂好き”へと変わっていっていただければと思います」とメッセージを送っています。