いろいろ買い揃えずとも「1缶」あれば作れます！例のカレー缶で初心者向け「本格スパイスカレー」に挑戦
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注目度急上昇中！スパイスカレーYouTuberとは？
約7万人が登録するYouTubeチャンネル「のんびりスパイスカレー調理室」を運営している、スパイスカレーYouTuberのあさかたかゆきさん。インドをはじめパキスタン、バングラデシュ、ネパールなどアジア各国でカレーを食べ歩いた経験から、スパイスカレー作りをスタートしたそう。「のんびりスパイスカレー調理室」では、そんな経験を活かした、さまざまなスパイスカレーのレシピを発信しています。
本日はあさかさんのレシピの中から、S&B「赤缶カレー粉」を使った、スパイスカレー初心者向けの「簡単すぎる激安チキンカレー」を作ります。81万回以上も再生されている大人気レシピなんですよ。
S&B赤缶カレー粉で作る「簡単すぎる激安チキンカレー」の材料と作り方
【材料】1人分
S&B「赤缶カレー粉」…小さじ1
鶏むね肉…100gくらい
塩（玉ねぎを炒めるとき用）…適量
片栗粉…適量
玉ねぎ…1個くらい
トマトの水煮缶…100g
しょうが（チューブ）…2cmくらい
にんにく（チューブ）…2cmくらい
水（煮込むとき用）…150ml
サラダ油 大さじ1と1/2
◆味付け
塩…小さじ1/2
砂糖…少々
トマトの水煮缶は、ホールタイプを使用。しょうがもにんにくもチューブのものでOKと、とってもお手軽です。
ちなみに、S&B「赤缶カレー粉」は、ターメリック、コリアンダー、クミン、フェネグリーク、陳皮など30数種類のスパイスがブレンドされているとのこと。
30種類以上のスパイスとはすごい！だからコレ1缶でスパイスカレーができる！と断言していたのね。奥深い味わいになりそうですね。
では、作ってみましょう。
【作り方】
1. 玉ねぎはみじん切りにします。おおざっぱでOKとのこと。
2. 鶏むね肉を適当な大きさに切り、片栗粉をまぶします。
片栗粉をまぶすことで、鶏肉の水分が抜けにくくなるんですって。
3. フライパンにサラダ油を引き、1を入れて軽く混ぜたら、塩を適量加えて炒めます。塩が玉ねぎの水分を素早く外に出してくれるので、炒める時間を短縮出来るとのこと。火加減は言っていなかったので、中火にしました。
ずっとヘラを動かして炒め続けるわけではなく、玉ねぎの表面を焼きつけるように少し放置し、焼き色がついたら混ぜて炒めます。これを何度か繰り返し、玉ねぎがうっすらキツネ色になり、端が少し焦げてくるまで炒めましょう。
7分ほど炒めたら、玉ねぎがうっすらキツネ色になり、端が少し焦げてきました。
4. 3に水（分量外）を少し入れて、炒めます。水は”少し”とのことなので、大さじ1杯ほど入れることに。水分が少なくなったら再び水（分量外）を”少し”入れ、炒めます。
「水を入れて炒め、水分が少なくなったら再び水を入れて炒める」。これを玉ねぎが飴色になるまで、何度か繰り返します。
水を少量加えることで、焦げ過ぎる心配もなく、玉ねぎの火の通りも均一に。効率よく飴色玉ねぎにすることが出来るそうです。
今回は3回水を加えて、トータルで5分ほど中火で炒めました。
5. 4にチューブのにんにくとしょうがを入れて、炒めます。
しょうがとにんにくが玉ねぎに混ざったら、さらに、水（分量外）を”少し”加えて、炒めます。大さじ1杯ほど入れることに。
水分が飛び、玉ねぎが濃い飴色になるまで炒めます。
3分ほど中火で炒めたら、濃い飴色になりました。
6. 5にトマトの水煮缶を入れて、トマトの水分が飛ぶまで炒めます。
トマトの酸味であるクエン酸は、高温で炒めることによって酸味の弱いアコニット酸に変化するそうです。このときに油が少ないと温度が上がりきらないので、玉ねぎを油で炒めるさいに、油はケチらないようにとのこと。
5分ほど中火で炒めたら、水分がほぼ飛んだようなので、これでOKとします。
7. 火を止め、「赤缶カレー粉」、塩（小さじ1/2）を入れてよく混ぜます。火を止めるのはスパイスを焦がさないようにするため。
さらに、少しだけ水（分量外）を加えて火をつけ、30秒ほど炒めたら鶏肉を入れて軽く混ぜます。ここも具体的な水の分量は言っていなかったので、大さじ1杯加えることに。
8. 7に水（150ml）を入れます。
沸いたら火を弱め、フタをして5分ほど煮込みます。火加減は弱めの中火にしました。
煮込んでいる間、ときどきフタを開けて軽く混ぜましょう。
鶏肉にしっかり火が通ったら味見をして、味を調えます。煮詰まっていたら、水（分量外）を加えて調整しましょう。
仕上げに砂糖を加え、コクを出します。
9. お皿によそったご飯（分量外）に、8をかけて出来上がり。
調理時間は30分。玉ねぎを炒める時間、トマト缶を入れて炒める時間は言っていなかったので、その都度様子を見ながら自分で見極める必要があります。今回のわたしの”見極め”は正しかったのか、さっそく食べて確認してみましょう（笑）。
ちなみに、香りは最高です。玉ねぎをよ～く炒めた甘い香りと複雑なスパイスの香りが混ざり合って、かなり本格的です。
市販のルウに負けないコクと深みのある味わいにびっくり！
では、いただきます！
おっ、おいしい！味が実に深い！甘味もあって、コクもある！そして、スパイシーさもある！クオリティの高いスパイスカレーだと思います。鶏むね肉と玉ねぎ、トマト缶、「S&B赤缶カレー粉」だけで作ったとは思えない、市販のルウにも負けない濃厚なおいしさが口いっぱいに広がります。
玉ねぎもトマト缶もしっかり炒めたことで、それぞれのコクと甘味が、ちゃんと引き出されています。そこに30種類以上のスパイスがブレンドされた「S&B赤缶カレー粉」が加わることで、味にバシッと厚みと深みが出ている！
鶏むね肉ですが、パサついておらず、しっとりしてやわらかいです。辛味は後味にピリッとするくらいで、わたしにはちょうどいい。辛いカレーがお好きな方は、一味唐辛子やチリパウダーなどを加えてもいいかもしれません。
濃厚でトロッとしているものの、サラッとお腹にもたれずに食べられるところも◎。S&B赤缶カレー粉で、本格的なスパイスカレーを作ってみてはいかがでしょう。
