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FPSからCPU・GPUのクロック周波数、ファンの回転速度などなどなど。

大枚はたいたゲーミングPCなら、その分ちゃんとパフォーマンス出てる?と確認したくなりますよね。幸い、それができる無料のソフトウェアがたくさん出ています。

こういう監視アプリでは、システム内のいろんな稼働状況から、1秒あたりの画面フレーム数まで、さまざまなデータが確認できます。それぞれ見られるデータや見せ方に違いがあるので、複数組み合わせてみるといいかもしれません。

コンピューターの性能を見るという点では、デバイスに負荷をかけて他のデバイスと比較するベンチマークアプリも監視アプリと関連はありますが、基本的には別物です。ここでご紹介するのは、リアルタイムでコンピューターの動きを監視できるツールたちです。

MSI Afterburner

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MSIのAfterburnerはすごくポピュラーで、MSI製ではありますが、使うPCはMSIのものでなくても大丈夫です。Afterburnerを立ち上げると、GPUやメモリ、ファンの速度など、今使っているコンピューターに関するいろんなデータが表示されます。

システムに関するデータは画面にオーバーレイさせて、ゲームプレイ中に常時確認できます。もっとパフォーマンス上げたい!と思ったら、GPUをオーバークロックするための無料ツールも入ってます。

FPS Monitor

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FPS Monitorでもいろんなデータを画面にオーバーレイでき、色やフォント、データの更新頻度、表示場所などのカスタマイズも自在にできます。

名前には「FPS」とありますが、モニターできるのはフレーム数だけでなく、CPUやGPU、RAMのパフォーマンスも測定、表示できます。無料で使えますが、9.95ドル(約1,500円)の一括支払いを求めるメッセージが表示されます。

HWiNFO

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HWiNFOではPCの動作について、これでもかってくらい大量のデータが見られます。内部の温度や電圧、CPU・GPUの負荷、メモリの状態、ハードドライブの動き、などなど非常に詳細なので、NASAでも採用してるくらいです。

HWiNFOではシステム診断やトラブルシューティングの読み出しを助けてくれるのと、パフォーマンスの監視ができます。インターフェースを深堀りすれば、あらゆるタイプのシステムレポートが作れます。商用利用でなければ、無料で使えます。

Nzxt Cam

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NzxtはゲーミングPCメーカーですが、Nzxt Camは彼らのNzxtのPCユーザーじゃなくても無料で使えます。デフォルトの設定ではCPUとGPUレベル、ネットワークとストレージ状況をリアルタイムでモニタリングできます。

Nzxt Camにもいろんなスクリーンがあり、System Specsのページではシステムを構成するパーツについて、スペックやその時点での稼働状況を全部確認できます。Nzxtのハードウェアや周辺機器の広告がひっそりと入ってますが、邪魔にはなりません。

HWMonitor

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見た目的には他のアプリほど今風じゃないんですが、HWMonitorの徹底ぶりは間違いありません。CPUやGPU、RAM、システムドライブなど、PCの診断に関して考えつく、ありとあらゆるパーツのデータが入ってます。

データは保存できるので、それが経年変化していく様子も確認でき、定期的に見返すと有用です。基本バージョンは無料ですが、19.95ユーロ(約3,400円)のProバージョンを買うと、データをグラフィックスで見られるなどのオマケが付いてきます。

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