バイエルンでの起用法が注目されている伊藤。(C)Getty Images

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 シュツットガルトからバイエルンへのステップアップを果たした伊藤洋輝の武器のひとつが、ユーティリティ性だ。貴重な左利きのCBで、左SBでもプレーできる万能性は高く評価されている。

 そんななか、韓国メディア『InterFootball』が、「キム・ミンジェに朗報だ!日本代表DFはSBで起用予定だ」と題した記事を掲載している。

 記事は、ドイツメディア『TZ』の「我々の情報によると、イトウは左サイドでプレーする可能性が高い。彼はアルフォンソ・デイビスに取って代わるか、競争することになるだろう」という報道を紹介。韓国代表のCBキム・ミンジェにとって「いいニュースだ」と伝えた。

『InterFootball』は「昨シーズンにバイエルンに加入したキム・ミンジェは、すぐに先発DFに抜擢された。しかし、休養が十分に取れずコンディションが悪化し、シーズン終盤には先発の座を失った」とし、こう続けている。
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「状況は悪くない。ライバルと見られていたイトウは左SBに分類される。また、昨シーズン先発の座を争ったデ・リフトは今夏の移籍期間を通じて他チームに移籍する可能性がある。キム・ミンジェがプレシーズンに好成績を残せば、先発DFとして認められるだろう」

 マルチな伊藤をどう起用するのか。ヴァンサン・コンパニ監督の手腕に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部