祝『ポケモンスリープ』1周年!リリースから毎日続けた感想・やってよかった攻略のポイントを振り返る
Togetterオリジナル編集部のふ凡社です。
睡眠計測アプリ『ポケモンスリープ(以下、ポケスリ)』が2024年7月でリリース一周年を迎えた。
✼••┈ 1st Anniversary PV🎉┈••✼枕元にお祝いの足音が聞こえてきました✨『Pokémon Sleep』は7月20日(土)にみなさんと一緒にグローバルリリース1周年を迎えます。あのポケモンたちも、お祝いに来てくれたみたいです☺️#ポケモンスリープ #ポケモンスリープ1周年 https://t.co/BrZzEzHICY
— 『Pokémon Sleep(ポケモンスリープ)』公式 @好評配信中 (@PokemonSleepApp) 2024年7月10日
筆者は昨年7月のリリース前にメディア向け先行体験会に参加して以降、1年間しっかりプレイを続け、しっかりハマった。アニバーサリーを期に、ポケスリを1年間プレイした結果や、個人的にやって良かったと思う攻略ポイントなどをまとめて紹介しよう。
※主にポケスリをやっている人向けの記事ということで、用語の解説等の詳細説明は基本的に省いていることをご了承いただきたい。
【記事】『Pokémon Sleep』をキャンプしながら体験したら「ポケモン×睡眠」の新感覚なエンタメ性に感動した
寝顔図鑑の達成度は56.8%
筆者のプレイ状況を簡単にお伝えする。
まず「プレミアムパス(月額980円)」に加入している。これ以外の課金はしていない。
睡眠計測は1年間、毎日行った(たまにアプリの動作不良で睡眠計測ができていなかったことはある)。
このプレイスタイルで、2024年7月16日時点で
・「リサーチランク」はレベル54の7分目くらい(現状の上限は55まで)
・「ポケモン寝顔図鑑」の達成度は56.8%
・捕まえたポケモン(進化含む)は143種類中111種
となっている。
きのみ編成がキビシイので、食材編成メインで勝負
ポケスリは「ポケモンを捕まえること」「カビゴンのエナジーを効率よく稼げるパーティーを作ること」が主な攻略ポイントになる。
育成の方針には大まかに「きのみ編成」と「食材編成」とがある。きのみ編成は「カビゴンが好むきのみは1個当たりのエナジーが2倍になる」という点を活かし、カビゴンが好きなきのみを集めることに特化したパーティーのこと。食材編成は「より高エナジーな料理」を狙える食材を拾ってくるパーティーを揃える形だ。
エナジー効率的には「きのみ編成」のほうが良い、とはまことしやかに噂されているが…
この「きのみ編成」を作るハードルが正直非常に高い。めちゃくちゃに高い。
ということで、私は食材編成をメインに育成している。食材編成は「特定の食材集めが得意なポケモン」というのがある程度決まっていて、その子たちを揃えればだいたいどの島でも活躍するパーティーを作れる。この点、きのみ編成よりは実現しやすいと思う(個人の感想です)。
また食材編成は、ポケモンのレベルアップによって拾ってくる食材の数や種類が増えるので、育成による「強さ」の変化を感じやすい。「この料理を作るためには週の途中でポケモンを入れ替えなきゃ」みたいな編成の調整をする楽しさもある。
ポケスリは基本的に「寝ること」がプレイのメインという性質もあってか、ポケモンの育成自体に直接干渉できる機会が他の関連作品に比べるとかなり少ない印象がある。この点もあって、食材編成のほうが「ポケモンたちを手塩にかけて育てる楽しさ」をより感じやすいかもしれない。(個人の感想です)
とっとと新しい島に行くのが吉
ポケスリは「リサーチランク」を上げることでゲーム内のいろんな要素が解放される。この「リサーチランク」は、ポケモンの寝顔図鑑を埋めていくことで上がっていく。
特に、新しい島(フィールド)を開放するためには「ポケモン寝顔図鑑○○種類以上開放」という条件があるのだが、半年くらい続けて「なんか、全然寝顔図鑑増えないな?」という状況に陥った。
ポケスリには現状5つの島があり、島の開放順でカビゴンを育てる難易度が上がっていく。私は当初「カビゴンを育成しやすい序盤の島でポケモンをある程度揃えてから、新しい島に行こう」という戦略を取っていたのだが、調べてみたら「寝顔図鑑は、とにかく新しいフィールドにどんどん移動したほうが集めやすい」との情報を得た。
これを知って「パーティーの育成はそこそこに新しい島へ行き、新しい島でのんびり粘る」という戦略に切り替えたとたん、寝顔図鑑がどんどん埋まるようになった。
ご参考までに、現在私は食材編成で各ポケモンをレベル30〜40くらいまで育てているが、これでも一番エナジーを稼ぐことが難しいと言われている「ラピスラズリ湖畔」で「マスター3」くらいまで上げることができた(ポケスリは各島「マスター1」くらいまで育てることができれば、7〜8割方の寝顔は出る)。
新しい島に行くと、強力なポケモンも出やすくなるので、「寝顔図鑑を埋めること」と「島の開放」を優先したほうが展開は早くなると思う。
プレミアムパスの恩恵はやはりデカい
やって良かったこととして「プレミアムパス」の加入はやはりデカかった。
プレミアムパス加入による特典はいくつかあるが、
・「ボーナスサブレ(フレンドポイント3)」が「ボーナスサブレ+(フレンドポイント4)」になる
・睡眠のたび「ボーナススリープポイント」を100ポイントもらえる
の2種類が非常に強力である。
このゲーム、先にも書いたように、とにもかくにも「ポケモンをたくさん捕まえて良い個体を探す」ことが重なのだが、上記2つの特典によってポケモンを捕まえるハードルが相当下がるのだ。
いろんなポケモンを早く捕まえたい!育てたい!という人には絶大な恩恵があると思うので、こちらに課金するのも手だろう。
一番はかどったのは「食材バッグ」と「鍋」の拡張
私が食材編成で「料理によるエナジー稼ぎ」を主力にした進め方をしていることもあるが、「食材バッグ」と「鍋」の拡張はゲームの進めやすさにダイレクトに影響する要素だった。
食材バッグはその名の通り食材をキープするためのバッグで、これが初期値は100個。ゲーム内の課金アイテムにあたる「ダイヤ」を使って最大600個まで拡張できる。私はこれをMAXまで拡張した。
これにより
食材をこれ以上持てないから、泣く泣く何かを捨てる
→翌週になって今度は捨てた食材が必要となり「きいいいいい!」となる
というフラストレーションから開放された。「人類の文明の発展は、食材が貯蓄できるようになってから一気に進んだ」という歴史を、ポケスリを通じて痛感することになるとは。
鍋の拡張は「1回の料理で使用できる食材の量を増やす」ための要素。こちらも拡張するためには「ゆめのかけら」を大量に消費するので足踏みしてしまいがちだが、こちらも全開放した。これにより
日曜日の鍋容量アップボーナスでしか作れなかった高エナジー料理を、平日も作れる
ようになり、カビゴンの育成が一気にはかどった。私のように食材編成メインでなくとも、食材バッグと鍋拡張はやっておいて損はないグレードアップ要素だと思う。強くおすすめしたい。
ここまで書いたことは、全部忘れてもいい
私はこの1年「なるべく早くいろんなポケモンに出会いたい!捕まえたい!育てたい!」をモチベーションとしてポケスリを続けてきた。その上でやってよかったことを振り返ったが…
ぶっちゃけ、ポケスリはそんなことしなくても十分楽しめるゲームだと思う。
前提として、一生付き合っていく「睡眠」をテーマにしたゲームなので、ポケモンのレベル上げや、寝顔図鑑を埋める難易度が高く設定されているのは「自分のペースでコツコツとアプリを使ってもらうための設計」によるところだろう。この記事では便宜的に「攻略」という表現を何度も使ったが、そもそも「攻略しよう」と思わなくてもいいのだ。
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— 『Pokémon Sleep(ポケモンスリープ)』公式 @好評配信中 (@PokemonSleepApp) 2024年7月10日
ゲーム内通貨にあたる「スリープポイント」と「ダイヤ」については、無課金でも地道にやっていればかなり手に入る。先に書いた食材バッグの拡張だって、「早さ」を求めなければ無課金でも十分対応できる範囲に設定されている。これまでいろんなソシャゲをやってきたが、ポケスリの「無課金プレイヤーでも楽しめる度」の高さは屈指のものだと感じる。
1年ゲームを楽しむ中で、ポケスリのために「毎日決まった時間に寝る」「毎日一定以上の睡眠をちゃんと確保する」という習慣・意識が身にしみついたのも嬉しい。
そもそも他のプレイヤーと強さを競ったり、比較するようなゲームでもないので、今から始めたって十分楽しめると思う。1周年を迎え、今後の展開がますます楽しみだ!
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