カブスの今永昇太(C)Getty Images

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カブスの今永昇太投手が15日(日本時間16日)、元MLB選手らが司会を務める米人気メディア『Foul Territory』に出演。メジャーデビューからオールスターゲーム選出に至るまでの話題や、WBCで共闘したパドレスのダルビッシュ有投手について語っている。

■「尊敬する友達です」と笑顔

今永は同日、オールスター開催地のテキサス州アーリントンで米人気メディア『Foul Territory』に生出演。やや懐疑的な見方をされたポスティング時での前評判から、ここまでの成功について問われると「カブスに入って、自分が今までやってきたことと、新しく取り組まないといけないことを勉強させてもらって、それが今上手くいってる段階かなと思います」と、現状について分析した。
日本人メジャーリーガーでお気に入りの選手を問われると、「ダルビッシュさんですね。色んな怪我とか苦しい時期を経験されてるので、僕もたくさんアドバイスを貰いましたし、これからもたくさん貰うと思います」と話した。司会の男性から「友達ですか?」と聞かれると「尊敬する友達です。みんなが憧れるような選手」と笑顔を見せた。
今季カブスに入団した今永は、デビュー17試合で8勝2敗、防御率2.97の好成績。平均防御率「4.06」のメジャーリーグに於いて、素晴らしい滑り出しを見せている。6回3失点以内を示す「クオリティスタート」11回は、全投手で5位タイ。抜群の制球力を武器に、見事オールスターゲームのメンバーに選出された。
地元紙『シカゴ・トリビューン』のメーガン・モンテムッロ記者のXによると、今永は「現時点では1イニングを投げる予定のようだ」とされている。夢の大舞台、どのような場面でマウンドへ上がるのか期待が膨らむ。