二次元コードでピッ! 導入目前 新乗車券システム「MOBIRY DAYS」って…記者が体験 広島
来年終了する「パスピー」に代わる新しいシステムの全貌が明らかになりました。
若森明日香記者「こちらのアプリを立ち上げて二次元コード表示させます。そして車載器にかざすと乗車できるそうです」
広島電鉄などが開発した新たな乗車券システム「MOBIRY DAYS」。
事前にアプリなどで会員登録しスマートフォンの二次元コードか専用のICカードを使用します。
チャージなどはスマホでいつでもどこでも可能です。
若森明日香記者「目的地に到着し再度二次元バーコードを表示させます。そして車載器にかざすことで決済となります」
スマホとともに使用可能な新しいICカードは窓口などで購入できます。
カープなどとコラボしたICカード3種類の発売も決まっています!
そして「パスピー」で実施されている最大1割引きとなるサービスなどは引き継がれます。
広電新乗車券システム推進部 大上明紀部長「長い開発期間かかりましてやっとここまで来られたというところはすごく感慨深い
PASPYとほぼ変わらない使い方になりますのでそこは今まで通りご利用していただければと思います」
「パスピー」は7年ごとに必要なシステムの更新におよそ40億円かかっていて維持することが困難になっていました。
モビリーデイズはさっそく20日から広島電鉄の高速バスや備北交通の多くの路線で先行してサービスを開始。
9月7日には広島電鉄の電車とバス、芸陽バスなどで本格導入されます。
新システムにすることで車載器1台あたりの維持費用を抑えられコスト負担が軽くなるということです。