「しゅふJOB総研」は、「両立とキャリア」をテーマに行ったアンケート調査結果を7月10日に発表した。同調査は2024年3月12日〜19日の期間、仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層を対象にインターネットを用いて行われた。

家庭と両立させることのできる仕事の数「不足している」72.5%

いま社会に、家庭と両立させられる仕事の数は十分足りていると思うか聞いたところ、「不足している」派は72.5%だった。

またこれについて2022年と2024年調査を比較したところ、2022年は78.6%であり、「不足」と考えている割合は減っていることがわかった。

仕事と家庭を両立させる上で必要なのは「条件に合う仕事」82.6%

次に、仕事と家庭を両立させる上で、必要だと思うことを聞いたところ、1位「時間や日数など条件に合う仕事」(82.6%)、2位「上司や同僚など職場の理解」(59.8%)、3位「家族の理解や協力」(54.4%)という結果になった。同じく2022年と比較したところ、TOP3は同じ結果になった。

「両立しながらキャリアを発展させることはできる」21.2%

また、仕事と家庭の両立とキャリアの発展について聞いたところ、「両立しながらキャリアを発展させることはできる」(21.2%)、「両立はできてもキャリアを発展させることはできない」(26.2%)、「キャリアの発展どころか仕事と家庭の両立すら難しい」(35.5%)という結果になった。

これについて子どもの数別に比較すると、子どもがいる人ほど両立すら難しいと考えていることが判明。年齢別で見ると、若いほど両立が難しいと考えていることがわかった。