ついにWindowsのメモ帳にスペルチェック機能と自動修正機能が追加される
40年以上にわたってMicrosoftのMS-DOS、Windowsに付属してきた「メモ帳」に、Windows 11でスペルチェック機能やオートコレクト機能が追加されることになりました。
After 41 years Microsoft quietly adds spellchecking and autocorrect to Windows Notepad | Tom's Hardware
Microsoft’s Notepad gets spellcheck and autocorrect 40 years after launch - The Verge
https://www.theverge.com/2024/7/8/24194047/microsoft-notepad-spellcheck-autocorrect-features-available
Notepad gains spell check and autocorrect after 41 years | Windows Central
https://www.windowscentral.com/software-apps/windows-11/notepad-on-windows-11-just-gained-two-new-features-but-youll-want-to-disable-at-least-one-of-them
Windows 11のメモ帳に追加されたスペルチェック機能は、Wordなどの一般的なソフトウェアのスペルチェック機能と同様に、誤ったスペルを入力したり、未知の技術用語などを使用したりした際に、その単語の下部に赤い波線を表示するというもの。波線を右クリックすると候補が表示され、候補の中から正しい単語を選択することが可能です。
スペルチェック機能はデフォルトで有効に設定されていますが、ファイルの種類ごとにスペルチェックを有効または無効に設定することも可能です。また、ログファイルやコーディングに関連するその他のファイルタイプでも自動的にスペルチェック機能が無効になるとのこと。
さらに、Microsoftはメモ帳に「オートコレクト機能」を追加しています。この機能は、スペルチェック機能を有効にしている場合に、タイプミスが自動的に修正されるというもの。オートコレクト機能はメモ帳の設定から無効にすることも可能です。
これらの機能は2024年3月からWindows Insider向けのバージョン11.2402.18.0でテストが実施されていましたが、記事作成時点で正式版Windows 11ユーザーにも展開されつつあることが報告されています。
1983年に初めて登場したメモ帳は、その後数十年にわたって大きな変化がありませんでした。しかし近年では、メモ帳にはダークテーマの追加や複数段階のアンドゥ(取り消し)機能、タブ機能などが追加されたほか、自動保存機能や設定ボタンが回転する機能、文字数カウント機能が導入されています。
ついにWindows 11のメモ帳に文字数カウント機能が追加される - GIGAZINE