コーヒーはやっぱり手挽きが良い。レトロな佇まいもグッとくる「COFFEE MILL M-1」

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コーヒー業界にも昭和レトロの波到来か? アラフィフ・アラカン世代からは「懐かしい!」の大合唱が聞かれそうな、雰囲気たっぷりの手挽きコーヒーミルが登場です。

ラッキーコーヒーマシンからリリースされたのは、同社ブランド・ボンマックが1980年代に発売した手動コーヒーミル「COFFEE MILL M-1」の復刻モデル(9900円)。オリジナルを忠実に再現したルックスには昭和ムードをムンムン漂わせますが、挽き上がりを左右するブレードの部分はステンレスにアップグレードするなど、なかなかどうして侮れない見た目以上の実力派です。

UCCのグループ会社として、業務用コーヒーマシンを中心にコーヒー関連機器を幅広く手がけるラッキーコーヒーマシン。同社が自社ブランドとして1982年に立ち上げたボンマックは、優れた品質とデザイン性、そしてコストパフォーマンスにも十分に配慮したコーヒー器具ブランドとして、国内外多くの店舗や家庭で愛用されています。

中でも同ブランドを象徴するヒット商品として知られるのが、ブランド立ち上げから間もない1980年代に発売された「COFFEE MILL M-1」。引き出しのついた木製の本体に、重厚な金属製ホッパーと取っ手付きハンドルを備えた風格ある佇まいは、昭和世代なら一度は目にしたことがあるはず。

残念ながらレギュラー品としての販売は2014年に終了していますが、角形ならではの安定感、ゴリッとした手応えと軽い挽き心地はやはり格別。今なお愛用しているユーザーも多い名品です。

そんなアイコニックな傑作を蘇らせたのがこの7月1日より発売中の「COFFEE MILL M-1(復刻版)」。本体サイズは幅100×奥行き100×高さ200mmで重量は610g、本体はもちろんのこと、化粧箱まで当時のデザインを忠実に再現。80年代の空気そのままのレトロなムードを存分に楽しめるパッケージになっています。

オリジナルモデルを再現したシルエットはそれだけで大きな魅力ですが、豆が直接当たるブレードの部分にステンレスを配するなど、実用性能にもしっかりと配慮。丁寧にお手入れしながら、長く愛用できるのも魅力です。

ただしサイズはオリジナルと比べてひと回り小さく、一度に投入できる豆の量は10〜20gと少々控えめ。「いっぺんにたっぷり挽いてたっぷり飲みたい」という目的には向かないけれど、ゆったり過ごせる週末の夜や雨の休日など、いつもよりちょっと時間をかけて抽出までのプロセスまで味わい尽くしたいシーンにはぴったりです。

>> ラッキーコーヒーマシン

<文/&GP>

 

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