フランス代表MFエドゥアルド・カマビンガが7月1日のEURO2024決勝トーナメント1回戦・ベルギー代表戦を前に、GKティボー・クルトワの欠場が自チームにとって「良いこと」と認めた。スペイン『レレボ』が伝えている。

 FIFAランキング2位のフランスと同3位のベルギーが顔を合わせる今大会屈指のビッグマッチ。フランスにはカマビンガをはじめ、DFフェルラン・メンディ、MFオーレリアン・チュアメニ、そしてFWキリアン・ムバッペとレアル・マドリーの選手が多く名を連ねている。一方、ベルギーではクルトワのメンバー入りも期待されたが、負傷の影響で今大会の招集は見送られた。

 カマビンガはラウンド16に向けた記者会見に出席し、レアル守護神の欠場はフランスにとって大きなアドバンテージだと語っている。

「彼が(ベルギー代表で)プレーしないのは、僕たちにとって良いことだ。彼は素晴らしいGKだからね。彼は何でもセーブしてしまうんだ」

 また、カマビンガは中盤でマッチアップする可能性があるMFケビン・デ・ブライネについても言及。「彼をマークする秘訣はない。彼は素晴らしい選手で、ピッチを縦横無尽に動き回る。最も重要なのは、守備をコンパクトにすることだ」と、チームとして抑えなければならないと指摘した。