エンゼルスナイン、スタッフに混じって談笑するドジャース・大谷翔平投手(カメラ・安藤 宏太)

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◆米大リーグ ドジャースエンゼルス(22日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース大谷翔平投手(29)が22日(日本時間23日午前11時10分開始予定)、12連戦最終戦となる本拠地・エンゼルス戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。3試合連続本塁打となる23号に期待がかかる。

 昨年まで6年間プレーしたエンゼルスとの2連戦2戦目。試合前練習中にはキャッチボールを終えると、アップをするためグラウンドに出てきたエンゼルスナインのもとにかけ寄り、20分ほどほぼ全てのナインだけでなく、スタッフともハグや握手を交わしながら楽しそうに談笑していた。一時は10人以上の選手やスタッフに大谷が囲まれるという珍しいシーンもあった。大谷がエンゼルスナインに愛されていたことが伝わる光景だった。

 大谷は前日21日(同22日)の試合終了後に、古巣との対戦について「こちら側のホームだったのであまりそこまで気にすることはなかったですけど、エンゼルスタジアムに行けばまた違うのかなと思いました」と話していた。左前腕の張りで緊急降板したエンゼルスの先発左腕・サンドバルともじっくりと話し込んでいた。仲のよかった左腕のことは「僕の打席はけっこう力んでいる印象があったので、最終的に少し残念な結果になってしまったので、あまりひどくないケガであることを願っていますし、早く戻ってこられることを願っています」と心配していた。