EXO ディオ、初の単独コンサートツアーが開幕!ファンと“息ぴったり”の華麗なスタートに

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EXOのディオが、初のアジアファンコンサートツアー「BLOOM」の幕を開けた。

ソウルKBSアリーナで8日と9日の2日間にわたってソウル公演が開催された「BLOOM」は、ディオがデビュー12年目にして初めて開催する単独ツアーだ。それだけに、当日の会場の熱気は凄まじいものだった。

加えて、同公演はグローバルな音楽チャートを席巻した3rdミニアルバム「成長」のリリース以降初となるファンイベントだ。開催以前からファンの期待はすでに高く、計3回にわたる公演チケットは販売開始と同時に全席完売を記録し、ディオの変わらぬ人気を実感させた。

今回のファンコンサートは、まさに突拍子もなく愛らしいラブストーリーが歌詞に表現された「Mars」のように甘い時間だった。

開始と共にファンのときめきを誘発する笑顔を浮かべながら登場し、「『BLOOM in SEOUL』へようこそ」と挨拶をしたディオ。「貴重な週末に公演にお越しいただいてありがとうございます。今日は皆さんに良い思い出とエネルギーをお届けできれば幸いです」とファンに伝え、最終日には「ソウルでの最後の公演であるだけに、渾身の力を注ぎます」と抱負も語った。

その後ディオは、今回MCを担当したタレントのパク・キョンリムと共に様々なコーナーでファンを楽しませた。

最初のコーナー「ギョンス(ディオの本名)の花が咲きました」では、ディオ自身がアルバムに関するビハインドストーリーを語り、今回のファンコンサートで初めて触れる内容がファンを喜ばせた。さらには、収録曲のミュージックビデオの撮影カットも公開。自身にまつわるエピソードも惜しみなく公開し、注目を集めた。

最後の公演では、普段からディオと親交が深いことで知られる俳優のイ・グァンス、キム・ウビンがスペシャルゲストとしてサプライズ登場。これには観客はもちろん、ディオ本人も驚きを隠さなかった。ゲストの存在は公演の直前まで明かされておらず、ディオは彼らの訪問を予想することすらできなかったという。言葉が出ないほどの驚きを見せたのもつかの間、彼はゲスト2人と共に格別なケミ(ケミストリー、相手との相性)をアピールし、会場を笑いで満たした。

また、「To Do List」コーナーも爆発的な反響を得た。ディオがランダムで選ばれたファンからのリクエスト曲をその場で歌唱するというファン歓喜の内容で、無伴奏で披露されたリクエスト曲の数々は、彼の甘い歌声を一層際立たせた。

このコーナーでディオは、iziの「Emergency Room」、Dynamic duoの「Guilty」、DAY6の「You Were Beautiful」、Maroon 5の「Sunday Morning」、KISS OF LIFEのNATTYの「Sugarcoat」などを披露。独自のスタイルで歌い上げ、楽曲の既存のイメージとひと味異なる魅力をファンに届けた。

その後ディオは多彩なステージを披露し、「Popcorn」「Simple Joys」「Good Night」「My Dear」「About time」「I Do」「That's okay」「Somebody」とアルバムの収録曲を熱唱。さらにはSNSで話題を集めているダンスチャレンジを完璧にこなすなど、“明るいエネルギーを伝えたい”という彼の思いが伝わる公演内容には、会場中のファンも喜びを表した。

公演の最後にディオは、ファンへの変わらぬ愛情を伝えた。ステージ上で「僕は『君は与えられた仕事をうまくこなしている。歌ってくれてありがとう』という言葉が好きです」と切り出した彼にファンは「歌ってくれてありがとう」と力強く叫び、ディオもまた「僕のファンになってくれてありがとうございます」と応えた。

最後には「『BLOOM in SEOUL』を通じて幸せなエネルギーを貰いました。心から感謝します」と感想を伝え、約160分間の公演を終えたディオ。ウィットに富んだトークから多彩なライブステージまで、終始見どころ満載の内容は、会場を訪れたファンの心を満たした。

ソウル公演を通じてファンに喜びと感動を伝えた彼は、今後台北、香港、ジャカルタ、東京、バンコク、シンガポールなどアジア10都市で公演を続け、ファンに楽しい時間を届ける予定だ。