レッズ戦に出場したドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

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本拠地レッズ戦に「2番・DH」で出場

 米大リーグ・ドジャース大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地レッズ戦に「2番・DH」で出場し、延長10回に移籍後初、自身4年ぶりのサヨナラタイムリーを放った。4打数2安打1打点で3-2の勝利に貢献し、同僚も大興奮。「期待していた」「最高だよ」と歓喜している。

 2-2で突入した延長タイブレーク。10回表のレッズは無得点に終わり、その裏2死一、二塁で迎えた打席で大谷はカウント1-2から右腕ディアスの6球目の速球を弾き返すと、右翼線へのヒットになった。二塁走者が生還し、サヨナラ勝ち。一塁を駆け抜けた大谷は同僚たちにもみくちゃにされ、最後は水をかけられて手荒い祝福を受けた。表情は笑顔だった。

 米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の中継内での会見で、この日4回に5号2ランを放っていたアンディ・パヘス外野手は「みんなが期待していたことだよね。彼が世界最高の選手であることを我々は知っているから、(サヨナラ安打を見るのは)良いものだね」と語った。

 先発を務めたランドン・ナック投手も「最高だよ。彼の打席が来るたびにワクワクするものだけど、サヨナラ安打は最高だね」と笑顔。自身は今季4度目の先発で4回2/3を投げ、5奪三振、被安打3、自責点1で勝敗はつかなかったが、大谷の劇的打を喜んでいた。

(THE ANSWER編集部)